ページの本文へ

  1. 首都圏ナビ
  2. かながわ情報羅針盤
  3. 京急川崎駅「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」

京急川崎駅「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」

  • 2023年03月08日

プロバスケットボールBリーグの「川崎ブレイブサンダース」を運営するIT大手の「ディー・エヌ・エー」(DeNA)と京浜急行電鉄は、川崎市の京急川崎駅の隣接地に「川崎ブレイブサンダース」の新たな本拠地となる1万人規模のアリーナを核とした複合エンターテイメント施設を建設し、周辺のまちづくりに取り組むプロジェクトを発表しました。

川崎新!アリーナシティ・プロジェクト

2023年3月3日、DeNAと京浜急行電鉄は川崎市内のホテルで会見を開き、京急川崎駅に隣接する1万2400平方メートルの敷地に、1万人規模のアリーナを核とした複合施設を建設する「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」を発表しました。
アリーナのほかに、ホテルや飲食施設、公園などを備えた複合エンターテイメント施設とする計画で、5年後の2028年10月の開業をめざすとしています。
アリーナは「川崎ブレイブサンダース」の本拠地としてBリーグの試合のほか、音楽ライブなどのイベントにも活用するということです。

イメージ図 画像提供:DeNA

羽田空港から最短13分の好立地

建設予定地は、京急川崎駅の北側の現在、自動車教習所がある場所です。
羽田空港から最短13分、品川駅から最短10分というアクセスの良さを生かして、国内外からの誘客をめざすとしていて、京急川崎駅西口周辺の再開発とも連携して、アリーナを核に一帯の新たなまちづくりを進めたいとしています。

画像提供:DeNA

川崎が大きく変わるチャンスに

会見で関係者は、アリーナを核に川崎の新たなまちづくりを進めていきたいと意気込みを語っていました。

DeNA 南場智子会長
羽田空港から近い最高の立地を生かして川崎と世界をつなげるようなプロジェクトにしていきたい

京浜急行電鉄 川俣幸宏社長
アリーナは非常に強力なコンテンツで、川崎駅全体が大きく変わるチャンスだ

「世界屈指のかっこいいアリーナに」

川崎ブレイブサンダースの現在の拠点「とどろきアリーナ」の収容人数は5000人ほど。
新たなアリーナはこれまでの倍の観客を収容できる見込みとなり、選手たちの期待も高まっています。

川崎ブレイブサンダース 篠山竜青 選手
世界屈指のかっこいいアリーナができると期待している。5年後は40歳近くなるが、
今の夢は新しいアリーナでユニホームを着てプレーすることだ。

川崎駅の利用者は

スポーツで地域が活性化するのは嬉しいです

バスケットボールが好きなので、完成したらぜひ観に行きたいです

駅の東側は人が集まるような場所がないので、大きな施設ができれば、まちの活性化にもつながっていいことだと思う

着工は2025年を予定

建設予定地(川崎市川崎区駅前本町)

着工は2025年の予定で、今後はプロジェクトに協力する企業を募って、具体的な計画の策定を進めていくということです。

ページトップに戻る