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日本に住むウクライナの人たち 自国ワインを飲んで祖国を支援

  • 2022年04月04日

日本に住むウクライナ人たちがウクライナ産のワインを飲み、祖国を支援しようというイベントが、4月3日、横浜市で開かれました。日本ではあまり知られていませんが、ウクライナでは南部・黒海沿いの地域や、西部・カルパチア山脈沿いの地域でワイン作りが盛んです。横浜市の商社などが企画したイベントを取材しました。

このイベントは、ウクライナ産のワインの輸入販売を行う、横浜市中区に本社がある商社と横浜市中区のレストランが開いて、神奈川や東京などに住むウクライナ人10人が参加しました。

イベントでは、ウクライナ産の赤ワインや白ワインなどあわせて8種類の銘柄とともに、ボルシチやピロシキなどの伝統料理が振る舞われ、参加した人たちはワインを飲み比べながら、ウクライナの情勢や食文化などを語り合っていました。

参加費の一部はウクライナ大使館を通して、ウクライナに寄付され、今後、東京でも同様のイベントを企画しているということです。

参加したウクライナ人の女性
「祖国のために何かしたい気持ちで参加しました。多くの知人が、いまもウクライナに残っていて、いま一番必要なのは、薬や食料などの物資だと話していました。引き続き支援をお願いしたいです」

主催した商社に勤めるウクライナ人のヴァシナ・アンナさん
「こうした交流の場を通して祖国を経済的に支援するだけなく、日本に住むウクライナ人が集まって話すことで、気持ちが少しでも前向きになればと思います」

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