【動画】快適な省エネ生活のヒント 環境に超優しい家

地球のミライ #若者と考える
  • 2021年5月10日

「今すぐ動かなくては間に合わない」地球の気候変動に危機感を持つ若者たちが、日本各地で声を上げています。気候変動を抑えるためにいまできることは何なのか、「地球にやさしい生活と快適な暮らしは両立できる」と考える東京大学の学生が、太陽光発電だけですべての電力をまかなう住宅を訪ね、その秘密を紹介します。

動画に込めたメッセージ

環境問題は、私たちの現在・将来の社会経済と生活の質を脅かす「社会問題」であり、環境対策はこれらの損失を回避するための投資であるという考え方が現在の世界のスタンダードです。この感覚が広く共有されないと「環境問題への対策は経済を犠牲にする」という時代遅れの批判を受けて対策が進まないばかりです。
また、環境を守ることは何かを我慢することだというネガティブなイメージが根強くあります。そうではなく、環境対策とは「同じ生活の質を保ちながら地球への負荷を減らすこと」であり、私たちが今後数百年にわたって豊かな暮らしを送るためにそのような取り組みが必要なのだという「肌感覚」が共有できたら幸いです。

松田響生(まつだ・ひびき)さん(大学3年)
小学5年の時に起きた東日本大震災後、自分が通う栃木の小学校の校庭で除染作業が行われたことを目の当たりにし、電気・エネルギーに興味を持つ。大学で、資源やエネルギー問題について議論する団体「IRESA」に入り、エネルギー変換の世界の流れとその背景にある気候変動の問題を知る。

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