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大雨の備え 非常用持ち出し袋も“衣がえ” 暑さ対策グッズを!

  • 2023年6月8日

災害時、自宅から避難先へ行く際に必要なのが「非常用持ち出し袋」です。
東京・練馬区の防災担当者は、その「非常用持ち出し袋」の中身も“衣がえ”をして備えて欲しいと呼びかけています。

大雨の備え…日頃からの備えが重要

東京・練馬区では、6月2日から3日の大雨の影響で、区内を流れる石神井川の一部で氾濫危険水位を超え水害の危険性が高まりました。
練馬区では、大雨の備えについて日頃からの対策の重要性を呼びかけています。

「非常用持ち出し袋」中身の衣がえ

特に、この時期は、避難時に持ち出す「非常用持ち出し袋」の中身を見直すことが重要だとしています。

長袖は半袖に、カイロは冷却効果のあるシートにと、暑さや熱中症に備えて“衣がえ”するよう呼びかけています。
また、持ち出せる荷物に余裕があれば、汗ふきシートや、帽子などもあると良いとしています。

このほか、季節問わず必要な簡易的な食品や水、感染症対策のマスクや消毒、懐中電灯やラジオ、携帯用トイレ、さまざまな用途に使えるタオルなども改めて確認して備えて欲しいとしています。

ハザードマップ 居住地の危険性を事前確認

また、ハザードマップを事前に確認することや、自宅周辺の側溝などの落ち葉を取り除くことも呼びかけています。

練馬区 区民防災課 萩原洋介さん
「この時期は洋服も衣がえするタイミングだと思うので、非常用持ち出し袋の中身もあわせて衣がえして頂きたい。事前に家族と話し合って避難場所も決めておき、気象庁や自治体が発信する情報をいち早く収集して欲しい」

非常用持ち出し袋 何をどれくらい入れたらいいの?

〇飲料水
避難所でも水分補給ができるように、1リットル以上の飲料水を入れておくと安心です。衛生面や飲みやすさを考えると、500mlのペットボトルがおすすめです。

〇食べ物
避難所の食事は、おにぎりやパンなど炭水化物に偏りがちになります。レトルト食品や缶詰など、タンパク質やビタミンが取れるものがあるとよいです。
 
〇携帯トイレ
被災したら仮設トイレがすぐ届くだろうと思っていませんか。東日本大震災で3日以内に仮設トイレが届いた自治体は34%、半分近くの自治体では1週間たっても届きませんでした。最も日数がかかったのは65日後。(名古屋大学などの調査)
食事はなんとか我慢できてもトイレだけは我慢できません。携帯トイレは必須アイテム、数日間分あると安心です。

〇衛生用品・救急用品
断水が続くと、水を十分に使うことができません。衛生的な環境を保つために、アルコール消毒液、ウエットティッシュ、マスクなどは大事です。また、けがをした時のために、ばんそうこうや包帯もあると安心です。
 
〇歯磨きセット
意外と忘れがちなのが「歯磨きグッズ」です。避難所で歯磨きができないと感染症のリスクが高まります。断水で水が使えない場合に備えて「歯磨きシート」も便利です。

〇ランタン・ヘッドライト
懐中電灯では片手がふさがってしまい、夜にトイレへ行く際や作業をする際に不便な場合があります。両手が空くように、床に置けるランタンやヘッドライトを入れておきましょう。
 
〇下着(使い捨て下着・着圧ソックス)
避難所では洗濯した下着が人目に付く場所で干しづらかったり、断水で洗濯ができなかったりする可能性もあります。衛生を保つためにも、使い捨てできる紙の下着やおりものシートがあると便利です。
避難所や車中泊では、体を動かす頻度が減り、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。着圧ソックスを履いて、ふくらはぎに圧をかけることで、深部静脈の血流速度が増します。血栓予防には血流を良くすることが重要です。

〇カイロやレインコートなど季節グッズ
季節に応じて中身を入れ替えることも大切です。冬であればカイロや防寒具、夏は汗をかきやすいのでタオルを多めに。雨に備えてレインコートも入れておくと安心です。
 
〇携帯ラジオ
災害の時、頼りになるのがラジオです。停電や通信が途絶えると、テレビやインターネットを見ることができなくなるおそれがあります。
被災した経験がある人の中には、給水所の場所や、病院の状況、営業している食料品店やガソリンスタンドのことなど、生活に欠かせない情報はラジオから得ていたという人が数多くいます。

携帯ラジオには電池式の機種以外に、手回し充電式のものや、太陽光を活用するソーラー充電式のタイプもあります。

女性や乳幼児に必要なもの

東日本大震災や熊本地震などの被災地では、「避難所で突然生理が始まったが、生理用品が足りずにもらえなかった」といった問題もありました。女性や乳幼児にとって、特に必要なものもあります。被災したとき、心配事を少しでも減らすために、用意しておくと安心です。

女性が備えておきたいグッズ
〇生理用ナプキン

災害によるショックやストレスなどで生理不順になる可能性も。まだ来ないはず、と油断せずに用意しておくと安心です。

〇おりものシート
下着を替えられない状況でも、汚れを防いで清潔に保てます。

〇尿取りパッド
普段と異なる避難生活で、失禁や尿漏れが起こりやすくなることも。

〇化粧水・クレンジングシート
プライベート空間が少ない避難場所では、化粧ができることは大切なこと。クレンジングシートは水が使えない時でも役立ちます。

乳幼児と避難する際のポイント
また、これまで起きた災害では、赤ちゃんがいる親から避難所での授乳や衛生面について、不安の声が多く上がっていました。乳幼児と避難する時のポイントです。

避難所に持っていきたいもの
○授乳ケープ
○乳児用ミルク(必要に応じて)
○紙コップ・割り箸(清潔な哺乳瓶が用意できないとき、ミルクを飲ませるため)
○離乳食
○おむつ・おしゃぶり
○ぬいぐるみ・おもちゃ

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