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台風16号の警戒点 中心から離れていても油断せず 過去にも被害

  • 2021年9月29日

今週金曜日ごろ、伊豆諸島に最も近づくとみられる台風16号。過去に似たような進路をたどった台風では、台風の中心からやや離れた場所や、数百キロ離れた地域などでも被害が出ており、今回も警戒が必要です。

台風12号(1995)広い範囲で大雨に

26年前の1995年、平成7年9月の台風12号は、伊豆諸島の八丈島付近を930ヘクトパスカルと非常に強い勢力で通過しました。関東の南の海上から三陸沖へおよそ1日で進むというスピードの速さもあって各地で暴風が吹きました。

最大瞬間風速は伊豆諸島の三宅島で55.4メートル以上とされているほか、千葉県銚子市で46.9メートル、横浜市で33メートルに達しました。
また、前線が本州の南岸にできた影響で台風から離れた関東や東海でも大雨となり、2日間の降水量は、三宅島で390.5ミリ、千葉県勝浦市で323ミリに達しました。

台風26号(2013)伊豆大島で土砂災害・関東でも被害

また、8年前の2013年、平成25年10月の台風26号では、三宅島付近を通過し、大型で強い勢力のまま、関東地方に近づきました。伊豆大島は中心からはやや離れていたものの湿った空気が流れ込み続けて24時間の降水量が800ミリを超える大雨となり、大規模な土砂災害が発生しました。
また、関東や東北でも大雨や暴風となりました。

観測された最大瞬間風速は宮城県女川町の江島で45.5メートル、神奈川県三浦市で37メートルなどで、3日間の総降水量は千葉県鋸南町で370.5ミリ、茨城県鹿嶋市で362.5ミリなどとなり、被害が相次ぎました。

大雨原因の局地的前線に注意

このとき大雨になった要因は、台風の周辺を流れる暖かく湿った空気と本州付近の寒気との間で前線ができたためです。

今回の台風16号でも、台風の中心が離れそうだからといって決して油断せず、大雨や暴風の可能性に備え、最新の情報を確認してください。

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