その通学路、安全ですか?~事故が起きる前にできること~

6月、千葉県八街市で児童の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、児童5人が死傷する事故が起きました。
通学路で子どもたちが巻き込まれる交通事故は、全国各地であとを絶ちません。
これ以上、子どもたちを犠牲にしないために。事故が起きるその前に、私たちができることを考えます。身近にある危険な通学路の情報や、安全のための対策やアイデアをぜひお寄せ下さい。

群馬県

富岡市上黒岩付近の通学路

60代 男性

富岡市上黒岩496付近から西の通学路が全体的に狭く危険である。西方の通学路は2路線あり、県道の方は上黒岩718-2付近が特に狭く見通しも悪い。富岡市道の方は上黒岩1574付近が狭く見通しも悪い。 狭い道路に歩行者用として、緑の線がペンキで書かれているが、「気休め」にしかならないと思う。線を引く経費をかけても効果はないと思う。

通学路を安全にするための具体的な取り組みやアイデア

現に小学校の方針で、交通事故防止のため、上級生が旗を持って、集団登下校をしている。道路横断箇所等には、交通指導員や保護者が現地に立ち、児童の交通安全を図っている。
また、県道のうち、上黒岩512-1付近を中心に東西100m、計約200mについて側溝の蓋がなく、余計に道路幅員が狭くなっている。このため、最近、隣保班の構成員と相談して、道路管理者・群馬県(富岡土木事務所)に溝蓋を設置して、少しでも拡幅となるよう陳情した。

伊勢崎市境島村 県道295号線のカーブ(境小学校の通学路)

40代 女性

工業団地につながる道で、トラックや通勤のための車の往来が多いのに、歩道が途切れ途切れになっています。ポールが立っていますが、かなり狭く内側を歩くのはギリギリ。
片側に歩道が整備されている箇所がありますが、横断歩道がないので途中で渡るのはかなり危険。この場所を子どもに通らせるのが不安です。
友達と一緒に歩いて帰りたいという子どもの意見もありますが、危険なため多くの児童がバスや家族による送迎で通学しています。自転車でこの道を使って通学する近くの境南中学校の生徒たちも危険を感じているといいます。
子どもが事故に遭わないと整備されないのでしょうか?

通学路を安全にするための具体的な取り組みやアイデア

歩道やガードレールを整備してほしい

高崎市八幡町 八幡八幡宮周辺(八幡小学校の通学路)

50代 女性

車がすれ違えないほど幅が狭い道路です。小学校の登校時間と車が多い通勤時間が重なって、子どもたちが毎日危険にさらされています。
猛スピードで走行する車や幅の広い車が通るとき、子どもたちの荷物が多いときや雨天で傘を差しているときなどに特に危険を感じます。
近くに幅が広い道路と車が通らない道路があるので、そちらを通学路として使えるように変更を望んでいます。

通学路を安全にするための具体的な取り組みやアイデア

通学路を幅があり車が通らない道に変更する
通学路であることを示す標識を設置する
(通学時の通行止め)

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