環境問題など、世界が直面する様々な課題を解決するため、国連が定めたSDGs=持続可能な開発目標。その達成に向けて、取り組みの加速・拡大がいま必要です。 首都圏局では「地球のミライ」を自分の問題として捉え、行動を始めた人々と一緒に考えていきます。
「最近、けっこう目にするけれどよくは知らない」SDGsについて、そんな思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。 そこで、いまさら聞きにくいことも含めて、SDGsについて知っておきたい事柄をQ&A形式でまとめました。
2022年01月31日
「SDGsってことばを聞くけれど、自分たちの住んでいる地域ではどんな取り組みがあるの?」SDGsの企業の取り組みを取材しようと、横浜市の小学校の児童たちが訪れたのは大手コーヒーチェーン。子どもたちが現場に行ってみると、“フードロス”や“プラスチック削減”の取り組みなど多くの発見がありました。
2021年12月02日
東京駅から快速電車でおよそ25分。都心のベッドタウンとして知られる千葉県の船橋市ですが、じつは、淡白な白身魚として知られるスズキの水揚げで日本一を誇る船橋漁港があるなど、海の恵みが豊かな町でもあります。江戸川の河口に広がる浅瀬は、東京湾では珍しい干潟となっており、三番瀬(さんばんぜ)と呼ばれています。シーズンには潮干狩りでにぎわう三番瀬には、貝類以外にもたくさんの生き物が生息しています。この干潟の小さな生き物たち、東京湾の環境保全にも少なからぬ役割を果たしているんです。
2021年11月30日
「江戸前オイスター」と名付けられた千葉県産のカキの人気が高まっています。生産が始まったのは3年前のこと。当初は産地の木更津や富津でしか食べることができませんでしたが、身入りがよく、ジューシーで濃厚な味わいが評価され、県外にも出荷されるようになりました。この新たな特産品開発の舞台裏には、海水温の上昇など海の環境変化で、のり養殖の不作が続く状況がありました。
2021年11月29日
航空機に植物由来の燃料を使うことや、自動車のアイドリングストップのような取り組み。二酸化炭素の排出量を減らす新たな取り組みです。11月、国連の会議「COP26」がイギリスで開催され、二酸化炭素の排出量の削減が世界的に議論されました。成田空港では、排出量のおよそ7割を占める航空機の対策が進められています。
2021年11月22日
韓国の人気芸能人から広がった“制服ファッション”。中高生を中心に人気で、インスタグラムにはカラシ色などのカラフルな制服を着て撮った、たくさんの写真が投稿されています。茨城県日立市には、現役の高校生たちがボランティアで運営する“制服レンタル”のお店があります。流行に乗って始めた事業かと思いきや、その活動の裏には“自分たちの未来を大人だけに任せてはいられない!”という熱い思いがありました。
2021年05月20日
「地球にちょっといいことをしよう」をコンセプトに活動する、サスティナブル研究部(通称サス研)という部活が横浜市立東高校にあります。”意識高い”生徒の集まりかと思いきや、「バイトの合間に」「スカウトされて入っただけ」と、なんとも力の抜けた雰囲気。そもそもSDGsという言葉も知らなかったそうです。そんな部員たちが今やユニークな活動を次々と手がけ、内外から注目を集める集団に成長。そのワケを取材しました。
2021年05月07日
対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ」。オリンピック競技種目にも検討されるなど、世界中で注目を集めています。このeスポーツを通して環境問題を楽しく伝えようというイベントが4月中旬、横浜で開催されました。立役者となったのは、ゲームに熱中しながら育った兄弟です。兄が難病を患ったことで、兄弟にとってゲームは単なる遊びから、社会とつながり、環境問題を“攻略”する希望のツールに変わりました。
2021年05月03日
私たちが着ている衣服の多くはそのまま捨てられていて、ファッション業界は、石油業界に次いで2番目に環境を汚染する産業と指摘されています。こうしたなか、身近なTシャツから無駄を無くしていこうと千葉県で会社を立ち上げた男性を取材しました。SDGsの目標の1つ、「つくる責任つかう責任」を考えます。
2021年05月02日
「何もないのではなく、見ようとしていなかったんだなと思いました」群馬県前橋市で、地域の良さを再発見しようと取り組んでいる大学生の言葉です。「SDGs」の目標の1つ、「住み続けられるまちづくり」を自分たちの目線で実践している大学生たちは、活動を通じて発見したものがありました。
2021年05月01日
最近よく耳にする「SDGs」ということば。「Sustainable Development Goals」の略で、日本語にすると「持続可能な開発目標」です。でも、「なんだか難しそう」「自分には関係ないかな」と感じる方もいるかもしれません。そうした中、SDGsをより多くの人に知ってもらおうと茨城県つくば市の高校生たちが考えたのが「カルタ」でした。
「今すぐ動かなくては間に合わない」。“気候変動を止められる最後の世代”といわれる若者たちが、いま日本各地で声を上げています。その中でも熱心に活動する6人の学生が、SNS世代の彼らからすると“オールドメディア”に映るNHKとタッグを組み、危機感を訴える動画を作りました。彼らを突き動かしたのは、「“大人”と一緒に気候変動を止めたい」という切実な思いでした。
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