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ふたご座流星群 2023 方角・いつ?観察のポイントは?8年ぶりの好条件

  • 2023年12月14日

 

13日夜から14日未明にかけて「ふたご座流星群」と呼ばれる天文現象が冬の夜空を彩りました。NHKさいたま放送局では屋上に超高感度カメラを設置してふたご座流星群を撮影することができました。
天気がよければ14日夜、さらに多くの流れ星が観察できる見込みです。観察のポイントなどをまとめました。

ふたご座流星群とは

「流星群」は太陽の周囲を回る小惑星が放出するちりの帯の中を地球が通り抜ける際にちりが大気との摩擦で熱せられることによって光る現象です。

なかでも、ふたご座流星群は多くの流れ星が見られることから「しぶんぎ座流星群」、「ペルセウス座流星群」などとあわせて三大流星群とも呼ばれており、毎年12月の14日から15日前後に見られるということです。

8年ぶりの好条件

月明かりが無い新月という絶好の環境でふたご座流星群を見られるのは8年ぶりということです。
14日の夜遅くから15日の未明にかけてふたご座流星群は「極大」と呼ばれる流れ星が最も多く見られる時間帯を迎えるということです。

さいたま市内でも観測

さいたま市西区でも夜空を目視で観察したところ、13日午後6時過ぎから流れ星が確認できました。
特に日付が変わった午前零時過ぎには数分おきに見られました。
流れ星はそれぞれ色や長さ、速度が異なっていて、天頂付近や地表近くの夜空を彩っていました。

ふたご座流星群は天気がよければ14日夜、さらに多くの流れ星が観察できる見込みです。

観察のポイントは?

観察する場所は一般的に、近くに人工の明かりがない空が暗い場所で、河川敷や展望台など空を広く見渡せるところがよいとされています。

国立天文台によりますと、流れ星はふたご座の方向を中心に放射状に現れるため、観察のしかたとしてはなるべく空の広い範囲を見渡すようにしたほうが見つけやすいということです。どの方角にも流星が出現するということです。

また、屋外の暗さに目が慣れるまで一定の時間がかかるため、最低でも15分ほどは観察を続けること、首や腰に負担がかからないように、レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりして観察すること、それに暖かい格好をするなど防寒対策を十分に行い、無理をせずに休み休み行うこともポイントだということです。

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