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埼玉 狭山市のアンテナショップ 老舗レストランの新たな挑戦

  • 2022年04月21日

埼玉県狭山市に地元の特産品などを集めたアンテナショップ「SAYA Market&Cafe」がオープンしました。運営を担う会社の経営者は、コロナ禍の今こそ、新たなチャレンジをして、地域を元気にしたいと意気込んでいます。

駅近のアンテナショップ

4月1日、西武新宿線の狭山市駅近くにある市民交流センター1階に、アンテナショップがオープンしました。

特産の狭山茶をはじめ、地元で作られている菓子や野菜、調味料などが販売されています。

カフェのコーナーでは、狭山茶の抹茶ラテや地元産の野菜を使ったカレーも味わうこともできます。

運営するのは地域に根づくレストラン

アンテナショップ運営会社 荒井英郎社長

アンテナショップを運営するのは、地元でレストランなどを経営する荒井英郎さんの会社です。
コロナ禍が長引く中、地域を元気にしたいという思いがありました。

荒井さんのレストランは、地元で60年以上続く店です。

いまの航空自衛隊入間基地の前身となるアメリカ軍の基地関係者向けに荒井さんの父親の代に開店し、和牛にこだわったステーキは「アメリカの牛肉よりもおいしい」と繁盛したといいます。

1962年当時のレストラン

その後、周辺企業の社員食堂の運営や学校や保育園などの給食事業を手がけるなどして、売り上げを伸ばしてきました。

しかし、最近は新型コロナの影響で宴会などの利用はほとんどなくなり、休校や在宅勤務の増加で給食事業にも影響が出て、売り上げは大きく減ったということです。

“コロナ禍だからこそ新たな挑戦”一度は出店を断ったものの

そうした中、去年6月、市民交流センターへの出店を持ちかけられました。
荒井さんは、コロナ禍での出店はリスクがあると、一度は断りました。
しかし、新たなことにチャレンジして、地域を元気にしたいと思い直しました。

アンテナショップの運営会社 荒井英郎社長
「われわれが地元で62年間、営業をしてきたなかで築いてきたいろいろなつながりやご縁を生かして、いい商品を駅前のお店に集めることができるのではないかと思いました。地元の魅力に目を向けてもらえるような店舗をやってみようと決断しました」

地域のいいものを多くの人に

開店を祝うように桜も満開となったオープンの日、地元の人たちが次々と訪れました。

「オープンを楽しみにしていました。ちょっとした買い物にはすごく便利」

「駅に近くてすごくいいなと思いました。商品が充実していて狭山茶もおいしかったので、このような店がオープンしてうれしいです」

「兄が東京にいるので何か贈ってあげようと、狭山茶のようかんを買いました。バスの待ち時間などに利用したいです。ちょっとお茶を飲みたいと思ったときに気軽に寄れるかな」

地元の事業者からも期待する声が聞かれました。

調味料販売会社 林準一社長
「あまり大きくは販売していないので、こちらで販売してもらえて、ありがたいです。試食してもらったりして、試してもらおうと思っています」

狭山市茶業協会 横田泰宏会長
「ここで狭山茶を味わってもらい産地に来てよかったなと思ってもらえる場所になったらいいと思います。ここをきっかけにそれぞれの茶園まで足を運んでもらえれば、うれしいです」

アンテナショップの運営会社 荒井英郎社長
「こんなに多くの人に来ていただいて、やってよかったなと感じています。『何かおもしろいものあるかな』と、ふらっと立ち寄ってもらったり、地域の生産者たちに『いいものができたから、ここに置いてみよう』と思ってもらえる、にぎわいを作り出すお店にしていきたい」

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