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コロナで休園のさいたま市の保育園 再開にも不安続く

  • 2022年02月15日

年明け以降、猛威をふるうオミクロン株。保育施設では、休園が相次いでいます。こうした中、さいたま市南区にある保育園では、不安を抱えながらも再開しました。

休園から再開した保育園

8日間の休園から再開した保育園

さいたま市ではもっとも多くなったのは先月(1月)28日で、保育園や幼稚園など117か所が休園しました。
さいたま市南区の南浦和たいよう保育園では、先月(1月)19日に、職員1人の感染が確認されました。
その後、職員と園児あわせて3人の感染が確認され、一時、休園せざるを得なくなったということです。

当時の状況について、保育園の海田英彦園長は次のように振り返ります。

南浦和たいよう保育園 海田英彦園長

「保護者の方から職場に行けなかったりする切なる声というのはお電話でいただきましたので申し訳ないなと思いながら開園できる準備をしていました」

そして、休園から8日後、再開しました。
保育園の再開にあたっては保護者からは、次のような声が聞かれました。

保護者

「仕事もあるのでなかなか休めないので、ほっとしている」

保護者

「こういった環境が今後も継続するので、 どう対応するかを考えなきゃいけない」

保育園は対策を徹底

再開にあたり保育園では、これまでの感染対策をさらに徹底しました。

園児が登園する際には、消毒を行い、体温を測ったあと保護者が体温を連絡帳に記載します。

静かに食事をする子どもたち

給食の時間には、子どもたちは会話をせず、 静かに食べます。

別室で1人で食事をする保育士

一方、保育士は子どもたちとは一緒に給食を食べず、交代で子どもたちとは違う部屋で昼食を取ることにしています。

おもちゃの消毒をする保育士

また、お昼寝の時間には午前中に遊んだおもちゃをすべて消毒します。
 

海田園長
「ふだんの消毒など衛生対策をしっかり行い、できるだけリスクを低くすることをふだんから   心がけていました」

保育園が再開してからは、この保育園では新たな対策として、飛まつが少しでも飛ばないよう
保育士に配るマスクもこだわるようにしました。

対策の限界を感じる現場

保育士とふれあう子どもたち

しかし、保育の現場だからこそどんなに対策をしても、不安は残ると海田園長は語ります。

海田園長
「スキンシップをとることで子どもに安心感を与えることができ、保育士との距離が近くなることは避けられず、 対策の難しさを感じます。リスクをゼロにすることは不可能です」

その上で、園長は意気込んでいました。

海田園長
「子供たちや保護者の方が困らないようにできる限りの対策をしっかりとって、 お子さんを受け入れる準備をしっかりしたい」

   保育園に子どもを預けることができるかということは夫婦でともに働く家庭にとっては大きな問題です。保育施設を維持するためには、保護者であれば、「子どもの体調が悪ければ登園させない」といった感染したと疑って、広げないような対策をとること、保護者でなくても、感染拡大を防ぐために対策を徹底するなどそれぞれができる対策をすることが大切になっています。
 

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