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埼玉県誕生150周年記念 全市町村の「ご当地ソング」

  • 2021年11月15日

ことしの11月14日は埼玉県の誕生から150周年の「埼玉県民の日」となりました。これを記念して埼玉県内で活動するシンガーソングライターのグループが県内63すべての市町村の「ご当地ソング」を完成させました。(秩父支局 目崎和正)

明治4年11月14日 埼玉県誕生

埼玉県は明治政府の「廃藩置県」によって、旧暦の明治4年(1871年)11月14日に誕生しました。県は100周年にあたる昭和46年に11月14日を「埼玉県民の日」とし、ことしはちょうど150周年を迎えました。

川越市の川越氷川神社で歌うTAONさん

埼玉県内 全市町村のご当地ソングを制作

これにあわせて、県内を中心に活動している、韓国出身の女性シンガーソングライター、TAONさんらのグループは埼玉県をPRしようと、去年1月から県内63市町村すべてのご当地ソングの制作を始めました。
 TAONさんは日本の大学に進学し、大学のキャンパスが所沢市にあったことから埼玉県に住み、県内を中心に音楽活動をしています。

映画内で歌うTAONさん 画像提供:音楽芸能事務所KKTOWN

映画で本庄市などのご当地ソングを制作

TAONさんが県内の市町村のご当地ソングを初めて制作したのは去年、県北部の本庄市周辺を舞台として上映された映画の主演に抜擢されたことがきっかけでした。映画の挿入歌として本庄市、上里町、神川町のご当地ソングを作詞、作曲をしました。

埼玉県 大野知事とTAONさん 画像提供:本庄経済新聞

 映画が上映されたあと、埼玉県の大野知事から「埼玉県63市町村すべての歌を作ってみては」と提案され、TAONさんたちは「ご当地ソング」の制作を進めました。  

TAONさんはコロナ禍でライブ演奏などの活動が制限される中、一部の曲の作詞を観光協会など地域の人に依頼をするなどして、ことし6月、すべての曲を完成させました。現在、レコーディング作業に励んでいます。

川越で歌うTAONさん

完成した川越市のご当地ソングの歌詞の一部です。

時の鐘 見上げてみたら 初雁(はつかり)の飛ぶ空  吸い込まれて

川越市の観光のシンボル、「時の鐘」が歌詞に登場します。

上空から見た景色を歌詞に

川島町上空のTAONさん 画像提供:FMルピナス

川島町ではTAONさんはヘリコプターに同乗し、曲のイメージ作りをしました。

心ときめく 黄金色の田んぼ  自然豊かな かわじま

川島町の曲には上空から見た田んぼが広がる景色が歌詞に盛り込まれています。

 

レコーディングを行うTAONさん

TAONさん
「埼玉はほんとに緑が豊かだし、人の愛が溢れる場所です。CDが完成したら県内63市町村をすべて回って、ご当地ソングツアーをしたいと思います。地域の活性化に役立てる歌手を目指してがんばっていきたい」

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