九州のだご汁

  • 2017年12月25日
九州のだご汁

「だご」とは熊本県の方言でだんごのこと。だんごの生地は寝かせることで、粘りと弾力ある生地に仕上がります。


料理研究家
渡辺あきこさん

材料2人分

<だんごの材料>
 小麦粉(薄力粉)
50g
 ぬるま湯
カップ1/4
 塩
少々
 
 
煮干し(いりこ)
8本
干ししいたけ(戻したもの)
2枚
しいたけの戻し汁
1/2カップ
カップ3と1/2
大根
60g
にんじん
30g
油揚げ
1/2枚
細ねぎ
2本
みそ
大さじ2

つくり方

  1. 1.だんごの生地をつくる。小麦粉にぬるま湯と塩を加え、ヘラで混ぜる。フタやラップなどをかぶせ寝かせておく。

    寝かせることで、粘りと弾力ある生地に仕上がる。

  2. 2.材料を切る。油揚げは1cm幅の短冊切り。戻したしいたけは薄切り。
    にんじん、大根は1mm幅のイチョウ切り。細ねぎは小口切りにする。

    野菜は薄めに切る。早く煮え、柔らかく仕上がる。

  3. 3.煮干しの下ごしらえをする。頭と内臓を取り除く。

    下処理をすることで、苦みが出ず、煮えるのも早い。

  4. 4.煮る。鍋に水、しいたけの戻し汁、煮干し、しいたけを入れ中火にかける。  

    しいたけの戻し汁は香りが強いので、多めに入れない方がよい。

  5. 5.沸騰したら弱火にしてアクをすくう。大根、にんじん、油揚げを加え、ふたをずらしてのせ10分ほど煮る。

    ふたをずらして乗せておくことで、煮詰まりと吹きこぼれを防ぐ。

  6. 6.だんごを加える。小さめの濡らしたスプーンですくい入れていく。

    スプーンをぬらしておくと、生地が離れやすくなる。

  7. 7.ふたをずらしてのせ、8分ほど煮たら、みそをとき加える。

  8. 8.ひと煮立ちしたら椀に盛りつけ、ねぎを散らしできあがり。

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