大根は温かい昆布だしで煮ると芯まで火が通りにくく、芯まで火を通そうとすると煮崩れしてしまうので、冷めた状態の昆布だしから煮込みます。
1.大根を一口大のいちょう形に切る。
2.アスパラガスはかたい部分(下から5cmくらい)の皮をむき、1cm幅の斜め切りにしておく。
根元の部分(下から1cmくらい)がかたい場合は切る。
3.大根を鍋に入れ、冷めた状態の昆布だしを入れてひと煮立ちさせ、アクをとってから、弱火で10分間煮込む。
温かい昆布だしで煮ると大根の表面だけ柔らかくなり、芯まで火が通りにくい。また芯まで火を通そうとすると煮崩れしてしまうので、冷めた状態の昆布だしから煮込む。
大根に竹串がすっと通るくらいまでしっかり煮ることで、大根からもだしが出る。
4.強火にしてひと煮立ちしたら、鶏ひき肉とアスパラを加える。
5.ひき肉がほぐれたら、みりんと薄口しょうゆを加える。
みりんとしょうゆを同量にすることで、やさしい味わいになる。
6.ひと煮立ちしたら、弱火にして15分間煮込む。
弱火でじっくり煮込むことで、だしと具に均一に味がなじむ。
7.最後に水溶き片栗粉を加えてから強火にし、スプーンなどで汁を混ぜながら、とろみがつくまで煮込めば出来上がり。