あなごをさばいて食べてみましょう。煮るときのざらめ糖は、砂糖やみりんで代用可能です。
1.あなごを固定するため、目打ちをする。
目打ちが無い場合、クギでも代用可能。まな板に穴があくので、古いまな板などを使うとよい。
2.胸ビレの少し手前に包丁を入れ、骨のあたりまで切り込む。
3.そのまま包丁をしっぽに向かって骨に沿わせるようにして開く。
骨にあたると神経を刺激してクネクネ動くので、骨の少し上に身を残しておくとよい。
4.内臓を取り、背骨をはずす。
内側から逆包丁で背骨に沿って切り込みを入れていくと、きれいに取れる。
5.背ビレを切り取る。
尾の部分をつかんだまま、刃先を背ビレに沿って動かすとよい。
6.腹部の薄い膜を取り除き、心臓の下部に包丁を入れ、頭と身を切り離す。
7.ぬめりを取るため、まな板などに皮目を上にして並べて熱湯をかけ、すぐに水に入れて冷ます。表面が白っぽくなるので、包丁などでそれを取り除く。
ぬめりをとることで、生臭さを取り除くことができる。
8.鍋に酒、しょうゆ、ざらめ糖を入れ、沸騰したら一口大に切ったあなごを入れる。
ざらめ糖は、砂糖、みりんで代用可能。
9.再沸騰したら、落としぶたをして、弱火で8分間ほど煮込む。
10.あなごが柔らかくなったら火を止めて、煮汁の中で一度冷ます。
冷ますことで味がしみこむ。
11.食べる直前に再加熱する。
12.鍋からあなごを取り出し、たれを煮詰める。
煮詰める際に、しょうゆ、ざらめ糖をお好みで足す。とろみが出るまで煮詰める。
13.皿にあなごを入れ、たれをかけたら完成。