香ばしいさばとカレーの風味が食欲をそそる一皿です。塩さばは煮る前に焼くことで香ばしくなり、臭みも抑えられます。焼いた油をふき取ってから野菜を炒めましょう。
1.塩さばは2cm幅に切る。
塩さばは1年中手に入るので便利。焼き魚だけでなく煮込みにも。
2.ピーマン、たまねぎ、セロリは2cm角に切る。ミニトマトはヘタを取る。パイナップルはカットフルーツをそのまま使うと便利。
パイナップルは酸味がアクセントになり、さばとカレーのつなぎ役にも。
3.フライパンにオリーブ油 大さじ1/3を熱し、さばを皮側を下にして並べる。強めの中火でこんがりと両面焼きし、いったん取り出す。
煮込む前に焼くことで香ばしくなり、臭みも抑えられる。
4.フライパンをペーパータオルで拭き、オリーブ油を残りの大さじ2/3加え、にんにく、しょうがを入れて熱する。香りがたったら、(2)のたまねぎ、セロリ、ピーマンを入れて炒める。
さばを焼いた後に残る油は臭みが強いので、必ずふき取る。
野菜を炒めることで甘みが増し、煮込んだ時にコクも出る。
5.野菜が色づいたら水、顆粒チキンスープの素、カレールーを加えて溶きのばし、ふたをして5分間煮る。パイナップル、トマト、(3)のさばを加えて弱火で3分間煮る。
焼いたさばを最後に加えることで煮崩れを防ぎ、さば特有の臭みが移るのを防ぐ。
固形のカレールーを使う時は溶けやすいように包丁で砕く。