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人気のモクテル 魅惑レシピをバーテンダー鎌田真理さんが伝授

  • 2022年12月9日

ノンアルコールドリンクが注目され中、いま、人気急上昇なのが「ノンアルコールカクテル=モクテル」。英語で「まねる」という意味の「モック」と「カクテル」を組み合わせた言葉です。“モクテルの女神”とも呼ばれるバーテンダー、鎌田真理さんが伝授する見た目も味も華やかな一杯。クリスマスやお正月にいかがでしょうか?

オリジナルモクテルで幸せなひとときを 

教えてくれたのは、バーデンダー歴25年、都内のホテルのバーに勤める、鎌田真理さん。モクテルの大会で優勝するなど、オリジナルレシピを数多く考案し、“モクテルの女神”と呼ばれています。
お酒を使わなくても、飲みごたえと、口の中に余韻が残るのがモクテルの魅力だと、鎌田さん。今回は、家庭で楽しめる“くらしりオリジナルモクテル”を作ってくれました。

芳醇な香りを楽しむモクテル ~オリエンタルほうじ茶~ 

<材料>(ワイングラス1杯分)
ほうじ茶・・・適量
八角・・・1個
山椒(さんしょう)・・・5粒

<作り方>
(1)耐熱グラスに八角と山椒を入れる
(2)熱いほうじ茶をそそいで2分置き、スパイスの香りを抽出する
※温かいままでも、冷やしてもOK

鎌田さん

ポイントは、熱いお茶でスパイスの香りを存分に引き出すこと。
ベースはお茶なので、さまざまな料理に合わせることができます。スパイシーな料理には山椒の量を増やし、甘みがあるデザートには八角の量を増やしてみるといいでしょう。

上村
リポーター

八角の甘い香りと山椒のほのかなスパイシーな香り、このバランスが絶妙!
温かいとスパイスの香りが楽しめますし、冷たいとすっきりとした香りに変化しますね。

香りをたたせるのにひと手間 ~カルダモンモヒート~ 

<材料>(グラス1杯分)
カルダモン・・・5粒
レモン・・・1/4個 
ミント・・・適量
シロップ・・・10ml
炭酸水・・・適量
氷・・・適量

<作り方>
(1)すり鉢にカルダモンを入れ、中の種までよくつぶす
(2)(1)にレモンを入れて、果肉を軽くつぶす
(3)(2)にシロップと炭酸水少々を加え、香りを炭酸水につける
(4)グラスにミントを入れて、上から軽く押して香りを出す
(5)グラスに(3)のカルダモン・レモンをこしながら加える
(6)(5)に氷を加えて炭酸水で満たし軽く混ぜる

 

料理に合わせるなら、カルパッチョ、刺身、グリーンサラダなどさっぱりとしたものがいいですね。
カルダモンとレモンのつぶし加減によって、えぐみのないモヒートモクテルができます。

見た目も華やか!シェイカーを使って… ~チャーミングベリー~ 

<材料>(グラス1杯分)
ストロベリーシロップ・・・10ml
チェリーシロップ・・・10ml
レモンジュース・・・10ml
クランベリージュース・・・60ml
炭酸水・・・適量
クランベリーの実など・・・適量
タイムの葉・・・適量
※ストロベリーシロップ・チェリーシロップは、ベリー系のシロップに変えてもOK
※クランベリーの実の代わりに冷凍ブルーベリーを使ってもOK

<作り方>
(1)シェイカーに2種類のシロップ、レモンジュース、クランベリージュースを加えたら
氷を加える
(2)フタをしっかり閉めてから30回ほどシェイカーを振る。
空気を含ませるようなイメージで
(3)シェイカーのふたを取って、グラスに注ぐ
(4)炭酸水を少し加え、クランベリーの実とタイムの葉を飾る

 

シェイカーをリズムよく振ると、材料に空気よく入ってまろやかな味になります。
見た目が華やかなので、ウエルカムドリンクとして楽しんでもいいですね。
料理と合わせるなら、肉料理。また、日本食では焼き物が合うでしょう。

 

見ているだけでもきれいな飲み物ですが、ごくごく飲まずに少しずつ味わうと、いろいろな香りが口の中で次々と感じられて、幸せな気分になりました。ノンアルコールだからみんなで楽しめると思います。

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