普段よく履くスニーカー。みなさんはどれくらい洗っていますか?
汚れが目立たないし、時々消臭スプレーをかけておしまい!という方も多いのでは?
実は、見えない汚れがたくさん付いているかもしれませんよ!?
教えてくれるのは、洗濯の研究をし続けて20年、“お洗濯マイスター”の大貫和泉さん。
大貫さんによると、夏は特に、汗汚れや皮脂汚れがたくさん付いていて、時間とともに落ちにくくなり、臭いの原因にもなってしまうといいます。夏の汚れは、早いうちにしっかり落としましょう!
まずは、夏に履いたスニーカーがどれくらい汚れているのか、上村リポーターのスニーカーで実験!
実は、この夏、一度も洗っていなんです…。
菌などの微生物の量を数値化してみましょう!
濡らした綿棒でふき取って、検査機にかけます。数値が2000を超えたら、“汚い”というレベルです。
キャ~!!!
中敷きは汚すぎますね。恥ずかしいです…。
大変!これはトイレを拭いた布と同じような値です…。
上村さん、任せてください!きれいにしましょう!
(1)洗えるスニーカーかどうか、素材をチェック
素材が皮や合皮のスニーカーだと、洗えないものもあるので注意してください。
(2)ひもを外し、靴用のブラシで表面の汚れを落とす
(3)洗濯用洗剤を水またはぬるま湯に溶かして、専用のブラシで洗う
(目安は、水またはぬるま湯2Lに対して洗剤2ml)
最初に洗剤液で洗う。これがポイントです!
先に水に浸けてしまうと、水と一緒に汚れが繊維に入り込んでしまうので注意してください。
※メッシュなどの柔らかい生地には食器用のスポンジを、ソールの部分にはメラニンスポンジを使うとよいでしょう。
(4)きれいな水ですすぎ洗いをする
すすぎ洗いの後、防臭・消臭効果がある柔軟剤を水に溶かして、軽く押洗いをしておくと、靴の臭いを抑えることができます。特に夏の汚れを落とすにはオススメです。
(6)タオルで水気を拭き取る
(7)日陰でしっかり干す
どれくらいきれいになったか、先ほどと同じように測ってみましょう!
結果が1000以下なら、きれいになったと言えますよ!
よかったです!!
今回、身に染みて靴をきれいにしなくては!と思いました。
お手入れをするほど、靴も長持ちします。
美しさは足元から!という言葉もありますから、こまめにお手入れしてくださいね!