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上田勝彦さんが指南!“スルメイカ”の郷土料理 いがめんちといかすみ汁!?

  • 2022年8月19日

旬の海の幸を存分に味わう方法を、“魚の伝道士”上田勝彦さんに教わるシリーズ。
この時期、身が柔らかくて甘みのある“スルメイカ”の第2弾!
昔から日本各地で食べられてきた郷土の味を、2品ご紹介します。

野菜たっぷり!青森の“いがめんち”

ウエカツ
さん

もともとは、イカの余った部分と野菜を合わせて揚げた家庭料理“いがめんち”。
冷蔵庫にある野菜なら何でもOK!イカのうま味が野菜にしみわたって、とってもおいしいよ!

<いがめんちの材料>※分量はお好みです
・スルメイカ
・にんじん
・たまねぎ
・ピーマン
・キャベツ
・片栗粉 
・小麦粉
・油
・塩
・こしょう
・しょうゆ

<作り方>
(1)野菜をみじん切りにし、塩としょうゆを少し入れて混ぜる
(2)細かく刻んだイカを入れて混ぜる
(3)片栗粉を混ぜ、こしょうを入れる
  ※片栗粉が水分を吸って、うま味を閉じ込める
(4)(3)を空気を抜きながら丸く形作り、小麦粉をまぶして180度の油でこんがり揚げる
(5)千切りにしたキャベツを添えて完成

上村
リポーター

イカのうま味がしっかり感じられ、とってもおいしいです!
イカの足がゴロっと出てきて、食感もおもしろいですね!

 

一口食べるだけで、イカの食感を感じたり、野菜のうま味を感じたり。
おもちゃ箱からいろいろなものがどんどん出てくるみたいだね!

だしの四重奏!栄養満点の沖縄料理 『いかすみ汁』

 

沖縄で昔から食べられていた、イカの墨を入れたスープ。
だしの効いた汁に、イカ墨のコクが加わることで、おいしさはもちろん、栄養価も高い料理だよ!

<材料>※分量はお好みです
・スルメイカ
・かつお節
・昆布
・豆腐
・豚バラ肉
・ねぎ
・細ねぎ(小口切り)
・塩
・うす口しょうゆ

<作り方>
(1)イカをさばいて、墨袋・内臓・肝を外しておく
  墨袋から墨を出し、少量の酒でといておく
  ※今回は墨袋が小ぶりだったため、内臓も一緒にたたいて混ぜ合わせました
(2)鍋に水を入れ、昆布をたっぷり入れて煮出す
(3)(2)から昆布を取り除き、今度はかつお節をたっぷり入れて煮出す
(4)(3)からかつお節を取り除き、豆腐を入れる
(5)豚肉・刻んだねぎ・千切りにした昆布<(2)で使ったもの>を入れて、ひと煮立ちさせる
(6)イカの身を入れ、最後に墨と少量の肝を入れて、塩・うす口しょうゆで味を調える
(7)細ねぎを散らして完成

 

イカ墨と肝のコクが入って、深~い味わいですね~。
それぞれのだしのうま味が合わさり、とってもおいしいです!

 

かつお・昆布・豚肉・イカ、だしの四重奏!
疲れた時や、ちょっと胃を休めたいときでも、すっと体に入ってきます。
ぜひ、試していただきたいね!

 

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