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コロナ禍だからこそ年賀状 家族写真の撮り方講座

  • 2020年12月16日

今年も残すところあとわずか。これから年賀状の準備という方もいらっしゃるのではないでしょうか。年賀状を出す枚数が昔より減ったなあ、という方も多いと思いますが、今年はコロナの影響で人に会う機会が少なかったこともあり、家族写真入りの年賀状が見直されています。

プロのカメラマンで家族写真を

さいたま市で暮らす真方さん一家。新型コロナウイルスが流行した今年、初めて年賀状用の家族写真をプロに依頼しました。

真方さん
「今年は見返すとあんまりいい写真がなくて、家の中ばっかりでどこかに出かけた写真がなかったのもあります」

毎年欠かさなかった兵庫県にある実家への帰省も取りやめ。その分、年賀状に特別な思いが募ります。

真方さん
「少しでも子どもたちの自然な表情とかをプロのカメラマンの人に撮っていただいて両親に見せてあげるっていうのは、今年だからこそちょっと意味があるのかなと思って」

こちらが完成した真方家の年賀状です。

家族写真つき年賀状を見直すデータもあります。
民間の調査によると、今年、子育て世代が帰省の代わりにしたいことの第1位が、SNSやビデオ通話をおさえて “家族写真付きの年賀状を送ること” だったのです。

そこで年賀状の写真を上手に撮るコツを、写真家の浅田政志さんに教えていただきます。

浅田さんの代表作は、自分の家族4人が消防士やラーメン店の店員などにふんしたユニークな写真集。今年映画化もされて話題を呼びました。

年賀状の写真こそ特別な思いで撮影してほしいと浅田さんはいいます。

浅田さん
「ふつう家族写真を撮る時は自分の思い出として撮るので、家庭のアルバムにしまわれる写真。年賀状はそれとは全く違って人に、人様に見せると言いますか、外向けの家族写真になるわけですよね」

浅田流 年賀状写真講座 開講

まず撮影用の「服装」「場所」「ポーズ」の3つを決めます。このとき家族全員で話し合い、家族全員で写ることが鉄則です。

写真のイメージを話し合います。

上村リポーター「子どもがステーキを食べている」
浅田さん「牛ステーキをね」
上村リポーター「その後ろで私フライパンを持ってなんか料理してるわ みたいな」

テーマは、来年の干支「うし」にちなんで「リビングでステーキを食べる子ども」と「見守る母」にしてみました。

撮影はスマートフォンでOKです。三脚がない場合は洗濯ばさみでも代用できます。
全員で写るので、撮影にはセルフタイマーを使います。

いい表情は撮れたんですが、ここで妥協してはいけません。

浅田さん
「10枚20枚と、くどいほど撮ってると、盛り上がる時がでてきて、予期せぬ自分たちが思っていた以上のいい笑顔が撮れたりします」

同じ状況で撮影を繰り返すと、新たなアイデアが生まれるなど、より良い写真が撮れるのです。

浅田家の年賀状は?

浅田家の来年用の年賀状を見せていただきました。

両親と兄の家族も参加し、映画館を貸し切って撮影。粘ること3時間。撮った写真はなんと60枚以上。その中から選び抜いた最高の1枚です。

お母さんのおにぎりを食べる姿。その上は、浅田さんの甥っ子。きらきら目をした子どもの表情の一方で疲れて寝るお兄さん。
家族それぞれの個性が出ていて、もらった人がいろんな想像を膨らませることができる写真になっているといいます。

浅田さん
「年賀状はたくさんの方が見るので、そこそこいいじゃ困るじゃないですか。めっちゃいい写真を送りたいじゃないですか。家族で写真を撮ると達成感もあるんですよ。なんかいい写真撮れたなとか、恒例になっていくことが家族のつながりにもあるのかなって思いますね」

ただの集合写真じゃなくて、お揃いの服を着てみたり、シチュエーションをちょっと考えるだけで、普段とは違った写真が撮れそうです。

ぜひ今年の年賀状用は、カメラ目線で美しく撮れる写真ではなくて家族らしさ、自分らしさを求めた写真を撮ってみてはいかがでしょうか?

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