みりんシロップ その極上の甘み 作り方と活用法をご紹介

  • 2020年10月27日

今回は『本みりん』に注目しました。みりんといえば、和食の調味料というイメージが強いと思いますけれども、そんなイメージを変えたいと思います。
生産量日本一の千葉に行って、この本みりんをフル活用する方法を伺ってきました。

千葉県流山市。ここで、江戸時代に今の本みりんにつながる「白みりん」が生まれました。それ以来、流山市は200年以上続く みりんの名産地です。
このみりんで地域を盛り上げようと、町ではさまざまなメニューを開発しています。

蔵を改装したカフェ(蔵のカフェ+ギャラリー 灯環)の人気メニューは、『リンゴとチーズの みりんバターケーキ』。
アクセントのりんごは、みりんだけで煮詰め、さわやかな優しい味わいです。

そして、フランス料理とも相性はバツグン。(丁字屋)
『フォアグラのポアレ』は、ソースに赤ワインと本みりんを合わせて仕上げます。

丁字屋の料理長 古水利昌さん
「 “照り” と “コク” と “甘み” が出る。ケンカせずにいい感じにソースが仕上がる」

本みりんは和食にとどまらないオールラウンダー。
ブドウ糖やオリゴ糖など9種類以上の甘み成分が含まれ、味に深みを与えてくれるんです。

この魅力をもっと家庭料理にも生かしてもらおうと、日々活動する人たちがいます。
地元の主婦たちで作る「本みりん研究所」。
これまでに考案したレシピは200品以上。なかでも、さまざまなレシピのベースとなるのが『みりんシロップ』です。

本みりん研究所の佐藤恵美さん
「みりんをただただ “煮詰めただけ” のシロップなんですけど、とてもおいしくて、いろいろ使えます」

作り方はとっても簡単です。

【みりんシロップ】
<材料>(約100ml分)
・本みりん・・・・200ml
※今回使ったのは本みりんです。みりんの種類には、みりん風調味料と発酵調味料がありますが、本みりんを使っていますのでご注意ください。

<作り方>
1.鍋に本みりんを入れて強火で加熱し、沸騰させる
2.強火のまま吹きこぼれないように火加減をみながら加熱し続け、半量ほどになるまで煮詰める
※あめ色になり、とろみがでたら完成


ベースの『みりんシロップ』が出来たら、いろいろアレンジできます。 

【自家製ジンジャーエール】
<材料>(3~5杯分)
・みりんシロップ・・・100ml
・しょうが・・・・・・小さじ2~3
・炭酸水・・・・・・・適量

<作り方>
1.みりんシロップとすりおろしたしょうがを一煮立ちさせる
2.お好みの量を炭酸水で割れば完成

みりんの柔らかい甘みが、ピリッとしたしょうがを引き立て、本格的な味わいです。

続いてのアレンジはあえるだけ。

<材料>(10コ分)
・みりんシロップ・・・大さじ2
・ミニトマト・・・・・10コ

湯むきしたミニトマトにみりんシロップをあわせて1晩漬け込みます。
すると…トマトがまるでフルーツトマトのような味わいに大変身!

さらに究極のお手軽アレンジは、なんとしょうゆを垂らすだけです。

大さじ3杯のみりんシロップに、小さじ1のしょうゆを入れて、よ~く混ぜると、みたらしあんの出来上がり。

佐藤さん
「砂糖の代わりに使ったり、メイプルシロップの代わりに使ったり、楽しみながら、生活の中に本みりんが入っていくとおもしろいかなと思います」

このみりんシロップは、作っておけば常温で1週間もちますので、ぜひ、この冬、みりんシロップのアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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