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  • 2024年5月13日

サッカーJ1 東京ヴェルディ×鹿島アントラーズ 16年ぶりの試合は…“試合前ジーコさんとラモス瑠偉さんの対談も”

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サッカーJ1の東京ヴェルディ。

12日、第13節でJリーグ草創期を支えた東京ヴェルディと鹿島アントラーズが16年ぶりに対戦しました。

試合を前に茨城県鹿嶋市の試合会場の近くでは、両チームの中心選手として活躍した、元日本代表監督のジーコさんと元日本代表のラモス瑠偉さんがサポーターに向けて対談しました。

また、名門どうしの試合は、白熱の展開となりました。

16年ぶりの対戦前にジーコさんとラモスさん対談

サッカーJ1で鹿島アントラーズと東京ヴェルディが12日、16年ぶりに対戦し、茨城県鹿嶋市の試合会場の近くでは、試合前、チームの中心選手として活躍した元日本代表監督のジーコさんと元日本代表のラモス瑠偉さんがサポーターに向けて対談しました。

この中で、元日本代表監督のジーコさんは「ラモス瑠偉さんとは深いつながりがあり、記憶に残る試合をしてきた。ライバルのチームや選手は自分をより高めてくれる」と話しました。

そして「アントラーズの前身のチームの時代には、日本の選手にプロ意識を持ってもらうことが難しかった苦労の1つだが、プロを選択した選手たちが、Jリーグで結果を残してくれたおかげで今がある」と話しました。

また、元日本代表のラモス瑠偉さんは「小さい頃からジーコさんは憧れの存在で、サッカーの神様のような人が日本のサッカー界を盛り上げてくれるとは夢にも思わなかった」と振り返りました。

そして「サポーターに喜んでもらうためにも、チームがいいパフォーマンスを見せることを期待している」と話しました。

対談にはおよそ600人のサポーターが参加し、以下のように話していました。

50代 男性

Jリーグの草創期を支えた2人の苦労話も聞けて貴重な時間になった。今後も日本のサッカー界に力添えをお願いしたい。

60代 女性

Jリーグに貢献した2人の話が聞けてとても楽しかった。今の若い人たちにもサッカーのよさを引き続き伝えてほしい。

名門どうしの対戦…白熱の展開

J1で、2008年以来16年ぶりとなるアントラーズとヴェルディの試合は、アントラーズが前半5分にペナルティーキックで先制し、3分後には、名古新太郎選手のゴールで追加点をあげました。
 

前半5分にペナルティーキックを決めるアントラーズ・鈴木選手

さらに後半の立ち上がりに植田直通選手が、ヘディングシュートを決めて3点のリードを奪いました。

後半、ゴールを決め駆け出すヴェルディ・齋藤功佑選手

これに対して、ヴェルディは、24分に途中出場の齋藤功佑選手のミドルシュートで1点を返し、36分には木村勇大選手の3試合連続ゴールで1点差に追い上げました。

試合終了間際に同点ゴールを決めるヴェルディ・見木友哉選手

そして、アディショナルタイムに見木友哉選手のゴールで同点に追いつき、3対3で引き分けました。

アントラーズは4連勝を逃し、勝ち点23で3位ヴェルディは10試合負けなしで勝ち点17の11位となっています。

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