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  • 2024年1月23日

ブロッコリー 26年度から「指定野菜」に!立川市の生産者“天候で出来具合決まる苦労多い野菜なのでありがたい”

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農林水産省は、国民生活にとって重要な「指定野菜」のひとつとしてブロッコリーを加えることになりました。

「指定野菜」の追加は、およそ半世紀ぶりで、価格が下落した際の大規模な生産者への補助金が手厚くなり、安定供給につながることが期待されます。

ブロッコリー 「指定野菜」に

農林水産省は、消費量の多いキャベツ、だいこんなど14品目の野菜を国民生活にとって重要な「指定野菜」に位置づけています。

指定野菜(14品目)   
▼キャベツ▼きゅうり▼さといも▼だいこん▼たまねぎ▼トマト▼なす▼にんじん▼ねぎ▼はくさい▼ばれいしょ(じゃがいも)▼ピーマン▼ほうれんそう▼レタス

人口減少を背景に多くの野菜の出荷量が減少するなか、ブロッコリーは、栄養が豊富なことなどから、この10年で出荷量が3割近く増え、農林水産省は、国民生活にとって重要性が増したとして、2026年度から新たに「指定野菜」のひとつに加えることになりました。

「指定野菜」の追加は、1974年にばれいしょを追加して以来、およそ半世紀ぶりです。

ブロッコリーは、北海道や愛知県、埼玉県などが主な産地で、「指定野菜」に追加されると、価格が下落した際に大規模な生産者に支払われる補助金が手厚くなり、安定供給につながることが期待されます。

農林水産省は、2026年度の追加に向けて政令の改正など必要な手続きを進めるとともに、生産者に「指定野菜」の仕組みを周知するなど準備を急ぐことにしています。

生産者の反応は?

都内でブロッコリーを栽培している農家からはブロッコリーが「指定野菜」に追加されることへの期待感が聞かれました。   
立川市の農家、荻田武司さん(54)は、およそ30アールの畑でブロッコリーを栽培しています。20年ほど前から栽培を始めましたが、人気の高まりを受けて今では年間およそ5トンを都内に出荷しています。

荻田さんによりますと、ブロッコリーは雨などの天候によって出来具合が決まることから価格が安定しにくい野菜だということです。

1個100円以上の値段がつかないと採算はとれませんが、100円を下回ることも少なくないということです。

荻田武司さん   
(『指定野菜』にブロッコリーの追加が決まったことについて)   
「栽培するうえで苦労が多い野菜なので、指定野菜となればありがたいです。今後の国の動向を注視しながら、生産量を増やせるよう工夫したい」

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