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  • 2023年12月26日

東京23区 粗大ごみ処理施設いつ復旧 火事でピンチ リチウムイオン電池が発火?

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東京23区の粗大ごみの処理が緊急事態です。江東区の施設で11月に火事があり、ごみと鉄を選別する機器などが焼けたということです。リチウムイオン電池が原因と見られるということで、ごみ処理を行う組合は年末の大掃除では、粗大ごみを極力廃棄しないよう呼びかけています。施設の復旧の見通し、またリチウム電池の処分方法などについてまとめました。

火事で東京23区の粗大ごみ処理がピンチ

東京23区で出る粗大ごみはすべて江東区にある施設で処理しています。ごみ処理を行う組合によりますと、11月18日、江東区にある粗大ごみを破砕処理する施設のごみを運ぶコンベヤーで火事があり、ごみと鉄を選別する機器などが焼けたということです。

東京二十三区清掃一部事務組合中防処理施設管理事務所 古舘陽所長 
「火災のあと粗大ごみをためている場所になります。粗大ごみ1週間分搬入されたものの一部が貯留されている状況で、このヤード自体は満杯です。800トンくらいたまっています」

リチウムイオン電池が発火か

処理したごみの中からは複数のリチウムイオン電池が見つかり、組合は電池が発火したことで火事が起きたとみています。ごみ処理を行う組合では、リチウムイオン電池は分別して住んでいる自治体に応じた処分を呼びかけています

古舘所長 
「掃除機とかハンディ掃除機とか、中にバッテリーが入っていますので、それは別に出していただければ火災が起きないということになりますので、ご協力をお願いしたい」

急ぎではない粗大ごみ 仮復旧まで待って

火事の影響で、施設の稼働は停止していて、粗大ごみについては同じ敷地内にあるガラスや小型家電などの不燃ごみの処理施設で対応していますが、同じようなトラブルが起きて、稼働できなくなった場合は、いずれのごみも受け入れができなくなるということです。

古舘所長 
「不燃ごみ処理センターのほうで調整しながらたまらないようにやっていくのですが、現在はかなりひっ迫した状況だということです。急いで出す必要のない粗大ごみについては、施設が仮復旧する来年2月ごろまで処分を待っていただけるとありがたい。元の稼働率に完全に戻るのは再来年の2月くらいを予定しています」

“取り扱い説明書や自治体の回収方法を確認して処分を”

東京消防庁によりますと、ことし、12月20日までに、リチウムイオン電池が搭載された製品から出火した火災は都内で166件に上り、これまでで最も多くなりました。

パソコンやスマートフォンを分解してバッテリーを取り外そうとしたり、メーカー指定以外の純正品ではない充電器やアダプターを使って充電したりした際に出火したケースがあったということです。 
また、リチウムイオン電池が通常のごみと一緒に捨てられ、ごみ収集車から出火するケースも相次いでいるということです。

東京消防庁は大掃除の時期を控えるなか、処分する際は取り扱い説明書や各自治体の回収方法をよく確認するよう呼びかけています。

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