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インフルエンザ 関東地方の流行状況 埼玉で警戒レベル ~都内保健所別で掲載~

  • 2023年11月10日

インフルエンザの流行状況です。
11月5日までの1週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたりで21.13人で前の週から増加しました。

関東地方では、埼玉県が34.84人と「警報レベル」とされる30人を超えています。

また、「注意報レベル」の10人を超えているのは、千葉県が28.78人、茨城県が21.78人、栃木県が19.14人、群馬県が19.01人、神奈川県が18.32人、東京都が16.99人となっています。

東京都の保健所別の流行状況もまとめています。

インフルエンザの感染状況

国立感染症研究所などによりますと、11月5日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、10万4359人で、1医療機関あたりでは前の週から1.45人増え、21.13人となりました。

このデータを元に推計されるこの1週間の全国の患者数は前の週から5万9000人多いおよそ73万3000人となっていて、ことし9月4日以降の累積の患者数はおよそ364万8000人と推計されています。

地域ごとでは、山梨県が39.63人、埼玉県が34.84人、愛知県が34.62人、長野県が32.89人、福島県が32.66人、愛媛県が30.62人と6つの県で「警報レベル」とされる30人を超えたほか、37の都道府県で、「注意報レベル」の10人を超えました。

一方で、愛媛県や神奈川県、東京都など、10の都県で前の週より患者の数が減少しています。

関東地方の状況
▼埼玉県34.84人(前週33.08人)
▼千葉県28.78人(前週29.25人)
▼茨城県21.78人(前週19.49人)
▼栃木県19.14人(前週14.66人)
▼群馬県19.01人(前週16.39人)
▼神奈川県18.32人(前週22.80人)
▼東京都16.99人(前週19.91人)
※カッコ内の数字は、11月6日発表時のもの。

年齢別では、患者全体の6割近くが14歳以下の子どもだということです。

分析を担当している国立感染症研究所感染症疫学センターは「患者の増え方はこれまでのところ、2009年のシーズンの動向に似ているが、流行がどこまで大きくなるかはさまざまなな要因で変化するため、推定することは難しい。引き続き、発生動向について注意深く監視を続けていく」としています。

専門家 “冬を迎える中で感染者さらに増加か”

国内外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎特任教授は、インフルエンザの流行状況について「患者の数は全国的に増加傾向が続いているが、ここ最近は暖かかったこともあり、増加のスピードは、緩やかになっている。ただ、これから気温が下がり本格的な冬場を迎える中で感染者の数はさらに増えていくとみられ、推移に注意する必要がある」と話していました。

その上で、「去年、水際対策や感染対策が緩和されたアメリカではインフルエンザの流行が例年よりも早い12月にピークを迎え、波の大きさも、例年よりも大きかった。ことしの日本はこれまでのところ、去年のアメリカと似たような増え方をたどっていて、ピーク時の患者数が、従来のレベル以上に増えることも想定しておくべきだ」と指摘しました。

今後の注意点について「インフルエンザについては過去2シーズン大きな流行がなく免疫が低下している人も多いのでインフルエンザのワクチン接種をすることが、大事になる。その上で、手洗いや混雑する場所でのマスク着用、体調が悪いときには会食などへの参加を控えるなど、これまでの対策を続けることも重要だ」と話していました。

東京都 保健所別では

東京都感染症情報センターが公表している保健所別の流行状況です。

保健所別
▼八王子市29.61人▼多摩府中25.70人
▼多摩小平25.36人 ▼北区23.82人
▼荒川区23.29人 ▼中野区21.60人
▼江戸川19.53人 ▼練馬区19.38人
▼葛飾区19.08人 ▼文京18.43人
▼多摩立川18.19人 ▼町田市17.62人
▼板橋区17.50人 ▼足立16.95人
▼大田区15.10人 ▼杉並14.53人
▼南多摩14.43人 ▼目黒区13.50人
▼西多摩12.14人 ▼世田谷11.68人
▼台東11.57人 ▼江東区11.36人
▼品川区10.92人 ▼墨田区10.63人
▼中央区9.60人 ▼みなと9.56人
▼池袋8.38人 ▼新宿区6.91人
▼渋谷区4.71人 ▼千代田4.25人
▼島しょ1.00人

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