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熱中症対策どうする? お茶などを持参 白っぽい服装で 日傘や帽子を使用

  • 2023年7月18日

連日続く厳しい暑さ。
熱中症警戒アラートも各地で出される中、熱中症対策をどうすればいいのか?

暑さ対策に詳しい専門家は、熱中症警戒アラートが出されている地域などでは、外出はできるだけ控えるとともに外出する場合は服装などに気をつけ、日ざしを避けるよう呼びかけています。

熱中症対策 どうする?

町なかでの暑さ対策などを研究している環境情報科学センターの石丸泰さんは「熱中症警戒アラートが出されている地域などでは高齢者や基礎疾患がある人は、外出の予定を検討して、延期できるのであれば予定を調整した方が安全だ。若い人でも前の晩に多く飲酒したり睡眠が不足している場合は外出を見直してほしい」と話しています。

~お茶などを持参~

その上で、外出をする場合は、服装に気をつけるとともに、冷たい水やお茶を持ち歩き、日傘や帽子を使って日ざしを避けるよう呼びかけています。

~服装は?~

このうち、服装については、日ざしをできるだけ反射できるよう白っぽい色で、熱がこもらないようゆったりとしたものが望ましいということです。

~歩く場所は?~

歩く場所にも注意が必要だと指摘しています。
石丸さんによりますと、気温が30度でも、日ざしを遮るものがないアスファルトの上では、体感気温は40度ほどになる可能性があるということです。

一方で、日陰となっている場所では、体感温度は5度から7度ほど低くなる可能性があるということで、できるだけ日陰や木陰を歩くと熱中症予防につながるといいます。

さらに、人混みや風通しの悪い場所は避けるとともに、自治体が指定している冷房が効いた民間施設などの「クーリングシェルター」などを利用して、休憩をとることも大切だと話しています。

石丸さん
「自分の体にきちんと関心を持ち暑くてぼーっとしてくるなど、熱中症の症状をできるだけ早く察知して行動してほしい」

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