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新潟 糸魚川 大量のイワシが砂浜に その状況は?手作業で回収し処分

  • 2023年2月9日

「これだけの量が打ち上がっているのは初めて見ました」
新潟県糸魚川市で海岸の砂浜におよそ200メートルにわたって大量のイワシが打ち上げられているのが見つかりました。地元の人も驚いたこのイワシ、取り除いて県が処分するということですが、どんな状況なのでしょうか。

200メートルにわたりイワシが

新潟県糸魚川市の筒石漁港にある海岸の砂浜に、大量のイワシが打ち上げられているのが見つかりました。

市に通報があったのは2月7日の午前で、県が確認したところイワシはおよそ200メートルにわたって打ち上げられていました。
通りがかったという市内の人は「これだけの量が打ち上がっているのは初めて見ました」と話していました。

新潟県糸魚川地域振興局 五十嵐正巳副部長
「ちょっと考えられない量です。3年前の3月にも、ここから西へ10キロいったところで魚が上がったとは聞いていますが、この量は初めてだということで地元の方も驚いているようです」

イワシは処分 手作業で拾い上げ

放置すると臭いがひどくなるおそれがあるため、県は打ち上げられたイワシを処分することになり、地元の建設会社に委託して砂浜から取り除く作業を2月8日から始めました。
砂浜にはおよそ50人が集まり、手作業でイワシを拾い上げ、砂や泥を洗い流して袋に詰めていました。

“原因不明 持ち帰ることはやめて”

詳しい原因はわからないということですが、県の水産海洋研究所によりますと、イルカなどに追われて打ち上げられた可能性もあるということです。

五十嵐正巳副部長
「これだけの魚をどうやって持ち出すか、どうやって焼却処分をするかということを検討しまして、なるべく早い方がいいであろうことで作業に入ることができました。ひょっとしたら持って帰られる方もいたのかもしれませんが、原因不明で打ち上がっている魚ですので、持ち帰ることはやめていただきたいと思います」

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