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練馬区 連続テレビ小説「らんまん」舞台の高知県 佐川町 越知町と連携へ

  • 2023年2月7日

「日本の植物分類学の父」とされる牧野富太郎博士。
この春から放送が始まる連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなっています。
放送を前に、牧野富太郎博士にゆかりのある高知県の佐川町と越知町の町長などが、牧野の自宅があった東京・練馬区を訪れ、お互いの地域のPRに向けた協力を確認しました。

連続テレビ小説「らんまん」モデル “植物学者の牧野富太郎博士”

主役を務める俳優 神木隆之介さん

108作目となる連続テレビ小説『らんまん』は、高知県佐川町出身で「日本の植物分類学の父」として知られる牧野富太郎博士をモデルにしたオリジナルの物語です。

明治維新や戦争といった激動の時代のなかで、愛する草花と向き合い続けた主人公が、独自の植物図鑑の編纂(へんさん)という自分の夢の実現へと、いちずに進んでいく姿を描きます。

脚本を劇作家としても多くの作品を手がけてきた長田育恵さんが担当し、主役を俳優の神木隆之介さんが演じます。

牧野博士ゆかりの地 練馬 佐川町 越知町 連携へ

1500種余りの植物を発見し、命名した、植物学者の牧野富太郎博士は、高知県の佐川町出身で、64歳で今の練馬区に移り住み、その後もおよそ30年にわたって研究を続けました。

2月7日は、佐川町の片岡雄司町長と植物研究のために通い続けた越知町の小田保行町長が練馬区役所を訪れました。

練馬区の前川燿男区長に対し、片岡町長などは、練馬区内のイベントで地元の特産をPRするなど連携していきたいと意気込みを伝えていました。

片岡町長
「佐川町には、博士が子どものころ遊んでいた牧野公園などもあり、練馬区と連携をしながらこういった観光地などを発信していきたい」

小田町長
「これを機会に子どもたちにも牧野博士のことを知ってもらえるような活動をしていきたい」

練馬区 前川区長
「牧野さんが有名になってもらえるよう、2つの町と歩調を合わせながらPRしていきたい」

NHKの連続テレビ小説『らんまん』は、ことし4月3日から放送が始まります。
主題歌の「愛の花」は、シンガーソングライターのあいみょんさんが歌い、作詞・作曲を手がけています。

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