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オフピーク定期券 JR東日本が申請 値下げ幅や時間帯 路線など内容は

  • 2022年9月28日

JR東日本は、混雑する時間帯以外に鉄道を安く利用できる「オフピーク定期券」導入に向けて、国に申請を行いました。通常定期券よりどれくらい安いのか、また、どのような条件が設定されているのか、JR東日本が来年3月の導入を目指す「オフピーク定期券」の内容についてまとめました。

時間帯や曜日で変動の運賃 期待される効果は

時間帯や曜日によって変動させる運賃は、「ダイナミックプライシング」と呼ばれています。
鉄道の場合は、都市部の同じ区間でも、通勤時間帯の運賃を高く、それ以外の時間帯を安くすれば、混雑の緩和や、テレワークなど多様な働き方を加速させる効果が期待されます。

鉄道会社にとっても、ピーク時の需要に対応するために保有してきた車両を減らせるなど、コストを削減できるメリットがある一方で、通勤時間帯の変更やテレワークが難しい企業や利用者にとっては、運賃の負担が増えるおそれもあります。

JR東日本「オフピーク定期券」 国に申請

こうしたなか、JR東日本は、朝のラッシュ時を避けると割安になる「オフピーク定期券」の導入に向けて、国に申請を行いました。

JR東日本が国に申請した「オフピーク定期券」は、朝のラッシュ時の1時間半の時間帯は利用できない代わりに、通常の定期券より10%程度、値下げします。

山手線や京浜東北線、中央線など東京都内を中心に16路線の278駅で、来年3月の導入を目指します。

利用できない時間帯は利用する駅によって異なりますが、おおむね午前6時から9時までの時間帯です。

一方、導入にあわせて、通常の定期券は、これまでよりも1.4%値上げし、全体の収支では、いまと比べて増収にならないと想定しています。また、通学用の定期券はこれまでの料金を維持します。

新たな運賃体系導入 国交省が具体的検討を進める

国は去年5月、鉄道運賃に「ダイナミックプライシング」の導入を検討するとした基本計画を閣議決定しています。
国土交通省は7月26日、鉄道の運賃制度のあり方を考える有識者委員会で、時間帯や曜日によって運賃を変動させる仕組みの導入を検討していくことなども盛り込んだ中間報告を示し、おおむね了承されました。
国土交通省は中間報告を踏まえ、今後、新たな運賃体系の導入に向け、具体的な検討を進めることにしています。

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