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コロナ第7波 子どもが感染 自宅療養の注意点 東京・墨田区がまとめ

  • 2022年8月1日

新型コロナウイルスの感染急拡大で発熱外来の予約が取りづらい状況となっています。子どもが感染した場合、どんな点に注意して見守れば良いのか、東京都墨田区が小児科医の監修のもと注意点をまとめました。市販薬の活用や自宅での対処方法などを紹介している墨田区のリーフレットの内容と、東京都の相談先の情報をまとめました。

感染急拡大 「10代」と「10代未満」で30%近く

厚生労働省が7月28日に公表したまとめによりますと、7月20日から26日までの1週間に感染が確認されたのは速報値で120万4385人と前の週の2倍に上りました。
年代別では、「20代」が最も多く、全体の15.9%を占めたほか、「10歳未満」の子どもは12.8%、「10代」は15.8%でした。

子どもの自宅療養 注意点をリーフレットに

新型コロナの急拡大で、発熱外来の予約が取りづらい状態が続いていることを受け、東京・墨田区は、子どもが感染した場合に自宅で「セルフケア」を行う際の注意点などをまとめたリーフレットを小児科医の監修のもと新たに作成しました。
乳幼児が感染した場合の症状について、1日から3日程度のかぜの症状ですむことが多いとして、受診すべきかどうか判断の目安を示しています。

受診すべきかどうか 判断の目安は

〇様子を見守ってもかまわない場合
基礎疾患などがなく重症化リスクが低い子どもについては、熱が高くても、水分がとれていて機嫌もいい場合は1日から2日程度は自宅で様子を見守ってもかまわないとし、急いで受診したり、検査を受けなければいけないわけではないとしています。

〇受診が必要な場合
一方、水分がとれない場合や呼吸が苦しそうなとき、それに生後3か月未満の赤ちゃんで38度以上の熱が数時間以上続いている場合などは受診の必要があるとしています。
子どもをよく観察し、心配な症状があるときにはかかりつけ医に相談するよう呼びかけています。

自宅療養 検査キットや市販薬の活用も

〇医療機関に行かず陽性診断
また、墨田区は、陽性の診断を受けるために必ずしも医療機関に出向かなくてもよいことも紹介しています。
都が行っている無料のPCR検査や薬局で購入できる抗原検査キットなどで陽性だった場合には、結果をもとに、電話やオンラインの診療を受け、医師の判断によっては自宅にいながらにして陽性の診断を受けることもできるということです。

〇市販薬の利用
このほか、リーフレットでは症状が軽い場合、薬局に相談して幼児でも使用できる解熱剤などの市販薬を使う「セルフメディケーション」も検討するよう呼びかけています。

自宅療養を適切に その狙いは

墨田区は、第7波で自宅療養者向けのホットラインになる電話相談窓口を新たに設けたほか、区内35か所の薬局などとも連携し、自宅療養する子どもと家族を支援したいとしています。
墨田区保健所は自宅での療養を適切に行ってもらうことで、基礎疾患がある子どもやより症状が悪化した子どもが医療機関を利用できなくなるのを防ぎたいとしています。

西塚 至 所長
「症状がなかったり、軽い患者で病院がひっ迫すると、急患の受け入れを断らざるを得なくなってしまう。地域の多職種で役割分担をした上で病院の負担を減らし、自宅でも安心して看病できる態勢をつくることで子どもたちの命を守っていきたい」

東京都の対応 検査キット配布・相談窓口

〇東京都 検査キット配布
医療機関のひっ迫を緩和するため東京都は、濃厚接触者に加え、8月1日から発熱などの症状がある人に無料で検査キットを配布します。
希望する人は、みずからウェブサイトで申し込むと、自宅に配送される仕組みで、午前中に申し込むと翌日に届けられるということです。
まずは「20代」の申し込みを受け付け、対象を順次、広げていくとしています。

〇東京都発熱相談センター
また東京都は、東京都発熱相談センターで症状や受診する医療機関に関する相談を受け付けています。

〇症状など看護師や保健師が対応
・03-6258-5780
・03-5320-4592

〇医療機関の案内を希望する人向け
・03-6732-8864
・03-6630ー3710
・03-6636ー8900

いずれの番号でも毎日・24時間、応じます。都は、第6波のピーク時の倍以上となる最大700回線まで増やし、これらの5つの番号で対応していくことにしています。

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