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小麦など原材料価格高騰で「コメ」に注目 東京都が米粉商品をPR

  • 2022年7月4日

小麦の価格が高騰しています。東京都は、小麦粉に代わる米粉を使った商品をPRする取り組みを始めました。東京・新宿区の大手損害保険会社では、社内の食堂にある売店で米粉を原料にしたベーグルの販売を始めました。

米粉使用の商品をPR

農林水産省によりますと、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナからは、今後、小麦の輸出が減少することが見込まれています。小麦の価格は高騰していて、東京都は、小麦粉に代わって米粉を使ったパンの製造や販売を支援したり、都が、のぼりやポスターを用意して商品をPRしたりする取り組みを始めました。

取り組みを利用した東京・新宿区の大手損害保険会社では、4日から社内の食堂にある売店で米粉を原料にしたベーグルの販売を始めました。
小池知事も視察し「日本の食料をどう確保するか考えて、米粉に着目しました。国内産の米を見直すことで、農家の人たちにも良い効果をもたらすと思います」と話していました。

さっそく購入した従業員の反応は…。

小麦粉のベーグルとあまり変わりません。もちもちしていておいしいです
日本の食料自給率が向上するかもしれないし、貢献できるならうれしいです。

 

損害保険ジャパン 酒井香世子取締役
「東京都が力を入れていると聞いて、協力させてもらいました」

コメ関連商品の販売強化の動きも

食料品の値上げが相次ぐ一方で、コロナ禍の外食需要の落ち込みの影響などでコメの価格は値下がり傾向にあります。小売各社の間では、割安感があるコメに関連する商品の販売を強化する動きが相次いでいます。

このうちコンビニエンスストア大手のローソンは7月から全国各地のブランド米を100%使ったおにぎりを発売します。価格は、これまで販売している業務用のコメなどで作るおにぎりとほぼ同じ水準に抑えるということです。
会社では、7月から1年間のおにぎりの販売額がコロナ禍の前より15%増えると見込んでいます。

竹増貞信 社長
「商品の運搬や包装資材の費用は上がっているが、おにぎりの主な原料の価格は安定しているので需要を喚起していきたい」

割安感があるコメの需要が拡大

また、首都圏に展開するスーパーの「オーケー」は、去年から1袋あたりのコメの量を10%増やし、価格を据え置いて販売していましたが、ことし5月以降は一部の商品で値下げも行っています。総務省が発表したことし5月の消費者物価指数で「米類」の指数は、去年の同じ月を5.9%下回り21か月連続で低下しています。小売業界の間では割安感があるコメの需要が拡大すると見込んで販売を強化する動きが相次いでいます。

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