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茨城・栃木・群馬 衆議院小選挙区 区割り案 勧告の詳細

  • 2022年6月17日

いわゆる1票の格差を是正するため、政府の審議会は、衆議院小選挙区の「10増10減」などの区割り案を岸田総理大臣に勧告しました。見直しの対象は、全国25都道府県、140選挙区で、このうち茨城県、栃木県、群馬県では、ひとつの市や区が複数の選挙区に分割されている状態を解消する変更となります。
3つの県について、勧告の詳細をまとめました。

各選挙区の詳しい内容はこちらから
茨城   栃木   群馬   

 

茨城県 分割される自治体なしに

区割り案では、茨城県内の、ひとつの市が複数の選挙区に分かれている市について、分割を解消するとされています。

〇見直し対象
水戸市と笠間市
は、現在、1区と2区に分かれていますが、見直し後はいずれも1区に。
下妻市は、1区と7区に分かれていますが、7区に。
常陸大宮市は、1区と4区に分かれていますが、4区に。
小美玉市は、2区と6区に分かれていますが、2区としています。

これにより、茨城県内では、分割される自治体がなくなります。

 

栃木県 残る分割は宇都宮市

栃木県では、栃木市と下野市で複数の選挙区に分割されている状態が解消されることになります。

〇見直し対象
栃木市
は、現在は栃木2区と4区、5区に分割されていますが、見直し後は栃木5区に統合されます。
下野市は、栃木1区と4区に分割されている状況から、見直し後は栃木4区に統合されます。

一方、栃木1区と2区に分かれている宇都宮市は、見直しの対象にはなっていません。

福田知事(コメント)
「県内の首長からは、市町村合併により選挙区が分割された状態の解消を求める意見もいただいていた。本県としては、関係市町などの意見を踏まえつつ、市町村合併の状況など地域の実情に応じた合理的なものとなるよう審議会に要望したところで、勧告の内容は、こうした本県の要望も踏まえ、国の基準に基づき行われたもので、歓迎したい」

 

群馬県 残る分割は高崎市

群馬県では小選挙区の数は5つのままで変わりませんが線引きが変更されます。

〇見直し対象
太田市
は、現在2区と3区に分割されていますが、すべて3区に入ります。
桐生市とみどり市は、1区と2区に分割されていますが、すべて2区に入ります。
渋川市は、1区と5区に分割されていますが、すべて5区に入ります。

一方、4区の区割りはこれまでと変わらず高崎市は4区と5区に分かれたままとなっています。

群馬県選挙管理委員会(コメント)
「本県では5つの市が2つの小選挙区に分割され市の一体感の阻害、選挙人の混乱、選挙事務の繁雑化などの弊害が生じていたことから区割りの改定で改善されることを期待しています。高崎市でも早期に分割が解消される方向で改定されるよう要望していきたい」

 

今回の見直しは、2020年の国勢調査のデータをもとに、全国の選挙区で最も人口が少ない「鳥取2区」との格差が2倍未満となるように行われました。
勧告を受けて、政府は、秋の臨時国会で、公職選挙法の改正案を提出し、成立を目指す方針です。成立すれば、新たな区割りは、1か月程度の周知期間を経て導入されることになっていて、その後の衆議院選挙から適用される見通しです。

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