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エアコン試運転のポイントは 品薄の懸念で修理など早めに対応を

  • 2022年6月3日

5月中から猛暑日があった一方で、ことしはエアコンの製造や出荷に影響が出ています。半導体不足などのため品薄や納品遅れが懸念されているということです。本格的な暑さの中、エアコンが使えないことにならないように、空調メーカーでは試運転をして不具合があれば早めに対応することを呼びかけています。試運転のチェックポイントなどをまとめました。

5月中から猛暑日 夏にかけ気温が高くなる予想

気象庁によりますと、群馬県高崎市と栃木県佐野市では5月29日、日中の最高気温が35度を超えて国内でことし初めての猛暑日となりました。

夏にかけては「ラニーニャ現象」が続く見通しで、太平洋高気圧の北への張り出しが強まる見込みです。このため梅雨明けの時期は各地で早まり、全国的に気温が高くなる傾向が予想されています。8月までの向こう3か月の平均気温は、北日本と東日本では平年より高いと予想されています。

エアコン 品薄や納品遅れの懸念

本格的な夏に向けてエアコンの需要が高まりますが、ことしは製造や出荷に影響が出ています。
空調メーカーによりますと、半導体などの部品不足や5月まで続いていた中国・上海の外出制限によって、一部のメーカーに影響が出ているということです。さらに、その余波でほかのメーカーに注文が集まっていて、各社とも今後、品薄や納品遅れが懸念されるとしています。

多くの品番が在庫ゼロ 希望商品が手に入らないことも

東京・中野区にある家電販売店によりますと、店が利用している販売店向けの発注サイトでは例年になくエアコンの在庫が少なくなっています。
サイトを見せてもらうと、エアコンの多くの品番の在庫数が「0」と表示されていました。

この店では例年より早い5月の大型連休前から、エアコンに関する問い合わせが相次いで寄せられているといいます。
こうした中、この店は在庫を例年の5倍にあたる100個に増やすなど早めに発注することで対応しようとしています。
しかし、サイトの在庫が少ないことからこの数日注文した商品はいつ納品されるのか分からない状態となっていて、客が希望する商品が手に入らなくなるケースも出てきています。

「光明電機」 高野亨社長
「例年は発注すれば翌日に商品が届くが、こんな状況は予想もしていなかった。お客さんには今ある商品から選んでいただくしかない。古いエアコンを使っていて不安な方は、壊れてからではなく、在庫があるうちに早めに買い換えを検討してほしい」

“試運転で不具合は早めの対応を”

空調メーカーは、本格的な夏を前にしたこの時期にエアコンの試運転を行い、不具合があった場合は早めに買い替えや修理をするよう呼びかけています。

試運転の手順のポイントです。設定温度を18度など、冷気を感じやすいように、そのエアコンの最も低い温度に設定し、30分ほど稼働させます。
その際、冷たい風が出ているか、異常な音や臭い、水漏れがないか、室外機も問題なく動いているかをチェックしてほしいということです。

富士通ゼネラルによりますと、エアコンを長い間使っていないと故障などの不具合に気がつきにくく、毎年、使用し始めることの多い6月下旬ごろに修理の申し込みが増え、不具合に気づくのが遅れると修理まで時間がかかることもあるということです。

気になる電気料金 節電につながる使い方

また、電気料金が値上がりする中、節電につながる効率的な使い方も聞きました。
頻繁につけたり消したりしないこと、涼しく感じたときは消すのではなく設定温度を少し上げることで対応してほしいとしています。

また、風向きを平行にすることで冷たい風を部屋全体に行き渡らせたり、フィルターをこまめに掃除することも省エネにつながるということです。

富士通ゼネラル 川邊美紗さん
「夏本番になってから故障に気づくと、エアコンが欠かせない時期に修理に出すことになってしまうため、今のうちに試運転をしてほしい」

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