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メタバースとは?仮想空間に住宅展示場 茨城つくば アバターが歩く

  • 2022年5月27日

「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間で仮想の住宅の見学を体験できる店舗を、大手住宅メーカーが茨城県つくば市にオープンすることになりました。
メタバースをめぐる国内外の動きをまとめました。

メタバースとは?

メタバースとは、インターネット上に作られた仮想空間で、いわば現実とは違う、もう一つの世界のことをいいます。meta(=英語の超越、超)とuniverse(=宇宙)を組み合わせた造語です。
自分好みのアバターで参加し、国境を越えてコミュニケーションをとることができます。

住宅展示場もメタバース

「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間で仮想の住宅の見学を体験できる店舗を、大手住宅メーカーが茨城県つくば市にオープンすることになりました。
大手住宅メーカーの大和ハウス工業がつくば市の大型商業施設、「イーアスつくば」内にオープンする店舗では、この会社がインターネット上で展開している「メタバース住宅展示場」を体験することができます。

利用者は店舗内で端末を操作し、分身のアバターを通じて家の中を歩くような感覚で見学したりアバター同士で会話したりできます。

また壁紙や床、キッチン設備の色を仮想空間上で変えることもでき、自分の好みに合った室内の雰囲気を確かめることもできます。

メーカーによりますと、新型コロナの影響で住宅展示場の来場者数が減っていますが、メタバースを活用したサービスは珍しいということで、商業店舗内に設けることで利用の促進を図りたいとしています。

大和ハウス工業 大友浩嗣常務
「リモートで仮想空間内に家族一緒に入り、同じものを見ながら会話したりいろんな角度から住宅を見てみるなど、メタバースの良さを体感してほしい。コロナ禍で変わるライフスタイルに対して、リアルとネットのハイブリッド店舗としてぜひ利用してもらいたい」

ソニー サービス強化の方針

ソニーグループは、インターネット上の仮想空間、「メタバース」を今後の成長分野に位置づけ、自社が手がけるゲームや音楽などのエンターテインメント分野でサービスを強化していく方針を明らかにしました。ソニーグループの吉田憲一郎社長は、都内で今後の経営方針について説明会を開きました。

この中で吉田社長は、今後成長が見込まれる分野としてインターネット上の仮想空間=「メタバース」を挙げ、サービスを強化していく考えを明らかにしました。

メタバースは、立体的な仮想空間の中で、利用者が分身のアバターを通じて交流したり買い物などを楽しんだりすることができ、アメリカのIT大手「メタ」をはじめ、国内外の多くの企業が次世代のサービスの基盤になるとして注目しています。

ソニーグループは、メタバースの関連技術に強みを持っているアメリカのゲーム会社の買収を進めていて、これを軸にゲームだけでなく、自社が手がける音楽やアニメの事業などでも新しいサービスをつくっていく方針です。

吉田憲一郎社長
「多様なエンタメ事業と長年取り組んできたゲーム技術の特徴を生かし、クリエイターとユーザーがつながる新しい感動体験を創出していきたい」

メタバース 実店舗をオープン

インターネット上の仮想空間、メタバースの開発を強化する、アメリカのIT大手メタは、メタバースの利用に欠かせない自社開発のVR=仮想現実用のゴーグルなどを消費者が実際に試して購入できる実店舗を初めてオープンすることになりました。

インターネット上の仮想空間、メタバースの開発を強化する、アメリカのIT大手メタは、メタバースの利用に欠かせない自社開発のVR=仮想現実用のゴーグルなどを消費者が実際に試して購入できる実店舗を初めてオープンすることになりました。メタが初めて展開する実店舗、「メタストア」は、9日に開発拠点がある、カリフォルニア州・バーリンゲームにオープンします。取り扱うのは、メタが自社開発したVR用のゴーグルなどです。

インターネットの次の形と位置づけられるメタバースは、パソコンの画面などでコンテンツを見るよりもVR用のゴーグルを使うことで、より深くデジタルの世界に入り込めるのが特徴です。

店には製品を試すための場所が設けられ、訪れた客は、VR用のゴーグルをつけてゲームなどをして、使い心地を確かめることができます。
会社は実店舗のねらいについて、「我々の製品がどのようにメタバースとつながるのか知ってもらいたい」としています。

アメリカのIT大手の間では、グーグルが去年、自社開発のスマホを販売する実店舗を初めてニューヨークに開店したほか、アマゾンもIT技術を駆使した衣料品の実店舗をことし中にロサンゼルスに開く予定で、製品やサービスに対する消費者の反応を直接確かめ、開発に生かそうという動きが広がっています。

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