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東京都 スピーキングテストを都立高校入試に初導入 どんな問題?

  • 2022年5月27日

都立高校入試に初めて導入される英語の「スピーキングテスト」。「英語で話す力を身につけてもらう」のがねらいで、来年春に高校進学予定の今の中学3年生を対象にことし11月に初めて行われます。どのような問題なのでしょうか?

東京都が導入 スピーキングテストとは?

「スピーキングテスト」は、グローバル人材の育成を図るため生徒に英語で話す力を身につけてもらおうと都立高校の入試に導入されます。

来年春に高校進学予定の今の中学3年生を対象に、ことし11月27日に初めて行われます。

都立高校の入試では、5教科の学力検査の点と調査書の点の合計1000点にスピーキングテストの20点が加えられた総合得点で判定されます。

スピーキングテスト どのような問題?

気になる問題の内容です。

こちらは去年のプレテストの問題です。この絵をみて、欲しい商品ひとつを選び、それを買うために知りたいことを店員に英語で尋ねるという問題です。考える時間は10秒、そのあと10秒以内で答えなければなりません。

さらにこちらの4コマイラスト。イラストの人物になりきって相手にストーリーが伝わるように40秒以内の英語で話す問題もあります。

導入に向け都教委が方針

26日に東京都庁で開かれた都の教育委員会。試験日に受験できなかった生徒の扱いについて、英語の学力検査の得点をもとに算出する方針などが示されました。

都教育庁国際教育推進担当 西貝 裕武 課長
「現場の不安や意見を拾いながら半年後に迫った試験に向けて生徒や保護者が安心して受験できる環境をしっかりと整えていきたい」

対策を進める塾や学校も

受験生はどのように感じているのでしょうか。東京都内の学習塾で聞きました。

受験生

初めてのことが多いのでこわいです。

受験生

(英語をしゃべるのは)そんなに得意ではないですね。ちょっと準備を急がないと大変になるかもしれません。

この塾では7月から対策授業を始める予定で、講師たちがスピーキング力を高める方法を検討しています。

学習塾 英語担当 菊池悦子さん
「入試で考えると、1点で合格・不合格のラインが大きく変わってくる。自分の意見を伝えきるというところを中心に基本的には指導していく。塾で対策ができるように今準備は進めている」

「スピーキング」の力は一朝一夕には身につかないと、学校現場では2年生のうちから対策が進められています。

東京・調布市の中学校ではこの日、タブレットに音声を吹き込んで答える、本番を意識したテストも行われていました。

中学2年生

今後 社会に出たりすると英語を使うこともきっとあると思うので、勉強できるところでやるのはすごくいいと思います。

中学2年生

英語が本当にすごく苦手。緊張してしゃべれなくなっちゃうことをいちばん心配しています。

調布市立第五中学校 小坂力校長
「話すことは授業では取り入れているが、いわゆるスピーキングテストということについては、子どもたちはそんなに慣れていない。まだまだちょっと不安な点があるんじゃないかなと思います」

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