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取手市の中学2年生 鎌田美礼さん 最年少の現役女流棋士が話したこと

  • 2022年5月20日

茨城県取手市の中学2年生、鎌田美礼さんが、5月1日付けで、女流棋士2級となり、プロ棋士となりました。現役の女流棋士としては最年少だということです。棋士を目指すきっかけ、将棋の面白さやプロとしての目標など、取手市役所を訪れ鎌田さんが話してくれた内容です。

現役最年少の女流プロ棋士 将棋の面白さとは

5月1日付けで、女流棋士2級となった取手市の中学2年生、鎌田美礼さんは17日、取手市役所を訪れました。市長などと面会した鎌田さんはプロ棋士となったことを報告しました。鎌田さんは13歳で、現役最年少の女流プロ棋士です。

鎌田美礼さん
「将棋は、相手によって全く違った勝負になって、その時、その時で新しい手を考えるところが面白いと思います。将棋を指しているときは、わくわくします。父からは強くなったねと褒められました」

亡き母の思い 棋士を目指すきっかけ

鎌田さんは、6歳の時に父親から駒の動かし方を教わったのがきっかけで将棋を始め、千葉県柏市の将棋教室に通いながら力をつけました。
棋士を目指したきっかけは小学6年のときに母親を亡くしたことだったと言います。

「小学校のときは何かやらされている感じが強かった。中1くらいから女流棋士になることを考えてみて、なりたいなと思いました。お母さんが女流棋士になってほしいと言っていて、 プロになれて安心しています」

学校での様子は

たくさん考えるところが将棋と似ている数学が好きだと話す鎌田さんは、中学校ではどんな生徒なのでしょうか。

「おとなしい子なんですよ。おとなしいけども、授業中の様子は一生懸命勉強にとりくみまして、集中力があるなという印象を受けています」

初の公式戦に向けて

プロ棋士としての初の公式戦は5月28日に予定されているということで、鎌田さんに公式戦に向けた準備や意気込みを聞きました。

鎌田美礼さん
「対局が近いので毎日3時間、4時間ぐらいインターネットで将棋を指しています。それをソフトで解析して、いいところと悪いところを反省して、次のネット対局をやる感じでやっています。 
1局1局に臨む姿勢、準備とかがこれまでと変わったように思います。(初の公式戦は)集中して勝てるようにしたいです」

“強くなって女流タイトル挑戦”

鎌田さんを指導してきた石田和雄九段(75)は、「将棋は最後の寄せ合いが勝敗を決する大事なところだが、鎌田さんは終盤になってくると、鋭い手が飛んでくる。磨けばさらに光ると思うので、活躍を期待している」と話していました。鎌田さんに現在の目標を聞きました。

「(自分の将棋は)攻め将棋だと思います。性格はおとなしいけれども、将棋の時の性格は激しいと思います。棋譜を見られたときに恥ずかしくない将棋をしたい。強くなって女流タイトルに挑戦してみたいです」

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