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マスク着用どうなる?“屋外で会話少なければマスク必要なし”

  • 2022年5月19日

新型コロナウイルス対策として行われているマスクの着用をめぐって議論が活発になっています。
厚生労働省の専門家会合のメンバーらは、屋外では周りの人との距離が十分にとれない場合でも、徒歩で移動する時などに会話が少なければ着用する必要はないとする考え方をまとめました。
これから暑さが本格化する中、これまでと同じようにマスクをつけるのか。みなさんどのように感じているのでしょうか?

街の人に聞いてみた

気温が上がって、マスクのなかにこもる熱が気になる時期。マスクの着用についてどのように考えているのか、18日都内で聞きました。

【外さない】
(70代)
「つけ続けます。勤めているところが接客なので、いろんな方がいらっしゃるのでマスクは外せません」

(80代)
「もう習慣になった。外にでるときはマスク。だってみんな『マスクしてください』と書いてある。行くさきざき全部そうで、もうそういうのが徹底しているから当たり前になっちゃった」

(20代)
「化粧崩れとかも隠せますし、気軽に外出もできますし、意外と顔隠れているのも助かるなと思うときはあります」

【周りに合わせる】
(60代)
「周りにあわせて、つけないほうが多くなったらつけないかなと思います」

【外したいけれど…】
(20代)
「外せるなら外したい…。やっぱり電車とか乗るとちょっとせきこんだだけで視線とかが気になるので。自分だけの考えでは外さないかな」

国や専門家に具体的なガイドラインを示してほしい

マスクの着用をめぐり、さまざまな意見があるなか、感染対策を担う保健所からは「国や専門家に具体的なガイドラインを示してほしい」という声が上がっています。

東京・墨田区では5月7日に、小学生の相撲大会が行われ、区の保健所も感染対策に協力しました。

子どもたちには抗原検査を受けて陰性を確認してから参加してもらったほか、参加人数を制限したり密を避けるために学年ごとの入れ替え制にしたりする対策がとられました。

そのうえで、取組のときだけマスクをはずすことも認めましたが、主催者によりますと、マスクをはずした子どもは2割ほどしかいなかったということです。

墨田区保健所 西塚至 所長(※取材は18日)
「これだけマスクが習慣化された中だと、対策をとって『大丈夫ですよ』と言ってもマスクをはずすことにはつながらず、自己判断で決めるのはなおさら難しいと感じた。ワクチンを接種していない子どももいる中、保護者にはマスクをはずさせることが不安な人もいたと思う。今後は熱中症が懸念されるシーズンになる。保健所としても、どのようなケースであればマスクをはずしていいのか、メリハリのある方針を示していく必要があると考えているので、国や専門家も具体的なガイドラインを示してもらいたい」

“屋外で会話少なければマスク必要なし”

新型コロナウイルス対策として行われているマスクの着用について、厚生労働省の専門家会合のメンバーらは、屋外では周りの人との距離が十分にとれない場合でも、徒歩で移動する時などに会話が少なければ着用する必要はないとする考え方をまとめました。

マスク着用について(厚生労働省の専門家会合のメンバーらがまとめた考え方)
・屋外で人との距離が十分に取れない場合でも徒歩で移動する際などに周りで会話が少ないか、ほとんどなければ「必ずしも必要ない」
・多くの人が利用する公共交通機関での移動の際には着用するほか、屋外で人混みや会話をする場面があるときにはマスクを持参し、会話の際には着用。

これまでも屋外で周りの人との距離が十分に取れている場合にはマスクは必要はないとされてきましたが、専門家は今回、熱中症のリスクが高まる夏を前に改めて、屋外でのマスク着用についての考え方をまとめました。

就学前の子どもは…

また、感染力の強いオミクロン株の拡大で、ことし2月から推奨されていた2歳以上の小学校に入る前の子どもへのマスクの着用については、対策の長期化で発育への影響や熱中症のリスクも懸念されるとして「一律に着用を求めない従来の対応に戻すことを考慮する時期だ」と指摘しました。
ただ、こうした子どもについても施設内で感染者が出た場合や体調不良の子どもが複数いる場合は、一時的にマスク着用を求めることは考えられるとしています。

松野官房長官(19日午前の記者会見の発言)
「人との距離が十分取れれば、屋外でマスクの着用は必ずしも必要でないと申し上げてきた。特に気温・湿度が高いときは、熱中症のリスクが高くなることから、屋外での人との距離が少なくとも2メートル以上確保できている場合にはマスクを外すことを推奨している。こうした点は引き続き、さまざまな場面で周知・広報に努めていく。大型連休後の感染状況をしっかり確認し、できるだけ平時に近づける努力をしていく考えだ。マスクについてもいろいろな感染対策の論点の1つとして、専門家の科学的な意見も聴いて検討していきたい」

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