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大型連休 国内旅行は去年比70%増 ハワイツアーも再開 注意点は?

  • 2022年4月18日

今月末からの大型連休に国内旅行に出かける人は、東京や大阪で緊急事態宣言が出ていた去年の同じ時期と比べて70%近く増えるという見通しを大手旅行会社がまとめました。
一方、新型コロナウイルスの新規感染者数は、1週間平均で比較すると、全国では緩やかな増加傾向が続いていて、34の都道府県で前の週より多くなっています。

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大型連休 新幹線の予約は去年比1.6倍

国内旅行 去年比70%増 日数も増

大手旅行会社のJTBは宿泊施設の予約状況や経済指標などをもとに大型連休の期間中に国内旅行に出かける人は、1600万人と見込んでいます。

これは東京や大阪などに緊急事態宣言が出ていた去年の大型連休よりも68.4%増える一方、コロナ前の2019年と比べると33.4%少ない水準です。

旅行費用の平均は去年より6.8%多い3万4500円と推計しています。

また、インターネットで行ったアンケート調査で旅行の日数を尋ねたところ、去年と比べると旅行日数も増える傾向となっています。

ネットでのアンケート調査(回答1700人余)
1泊:36.1%(去年比3.1ポイント減
2泊:32.6%(〃   4ポイント増
3泊:17.1%(〃  0.8ポイント増

調査を行った旅行会社
「コロナ前に届かないものの旅行需要が回復傾向であることを裏付ける形となった。一方で去年と同様、自然の景色を楽しめる場所が人気となっていて、感染対策を意識した行動は続いている」

ハワイツアー再開の動き

新型コロナの感染拡大以降旅行会社などは海外ツアーの販売を停止してきましたが、4月からハワイへのツアーを再開する動きが相次いでいます。海外ツアーの再開はおよそ2年ぶりとなります。

このうち、航空大手のANAホールディングスは、4月29日以降に出発するハワイへの観光ツアーの販売を4月から再開しました。

また、旅行最大手のJTBも4月28日以降に出発するハワイツアーの販売を15日から始めるということです。

各社は新型コロナウイルスの感染拡大以降、海外ツアーの実施を取りやめてきましたが、ツアーの再開はおよそ2年ぶりとなります。

背景には、国が4月1日、海外への渡航や滞在にあたっての目安となる「感染症危険情報」について、アメリカなどを渡航中止を勧告するレベルから1段階引き下げたことなどがあります。

4月上旬には旅行会社でつくる日本旅行業協会がハワイを視察し、感染状況が落ち着いていることや、観光客の受け入れ体制が整っていることを確認しました。
このため協会では今後ハワイのツアーを再開する会社がさらに増えるとみています。

各社では、ヨーロッパなどほかの国や地域についても現地の感染状況を確認しながら、慎重にツアーを再開させたいとしています。

専門家「体調悪い場合取りやめ想定を」

新型コロナウイルスの新規感染者数を1週間平均で比較すると、全国では緩やかな増加傾向が続いていて、34の都道府県で前の週より多くなっています。首都圏などの都市部では増加が緩やかな一方、地方を中心に増加の幅が大きくなっているところもあり、地域によって感染状況に差が出ています。

感染症に詳しい東京医科大 濱田篤郎特任教授

○現在の感染状況
「地域によって感染に差がみられるのが現在の特徴だ。大都市圏では、地方都市に比べてすでに感染した人が多く免疫を持っている人が多くなっているなど免疫の面で違いがあると考えられる。それに加えて大都市圏では流行がずっと続いていたため、職場や学校などで積極的、効率的な予防対策が取られていることも一因ではないか」

○今後について
「まだ1日に4、5万人の感染者が出ていて増加している地域もあるので油断はできない。ただ、世界的な傾向としてオミクロン株の流行は減少に向かっているので、注意をしながらもう少し我慢すれば減少に向かう可能性は十分にある。これから大型連休を迎えるが、例えば旅行する際にはワクチンの3回目接種を受け、マスクの着用や会食は少人数で短時間にするなどの対策を続けてもらいたい。体調が悪い場合などには旅行を取りやめることも想定しておいた方がいい。この2年間でどういう行為がリスクが高いか分かってきていると思うので、大型連休でもしっかり対策を続けることが大切だ」

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