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濃厚接触者の定義や待機期間・行動制限は?国が対応見直す通知

  • 2022年3月23日

オミクロン株の特徴を踏まえて新型コロナウイルスの対応方針、濃厚接触者の対応が見直されました。
感染が続くなかでも社会経済活動を維持するためだとして、厚生労働省は、企業などで感染者が出た場合、濃厚接触者の特定や一律の行動制限は必ずしも行う必要はないと全国の自治体に通知したのです。
濃厚接触者の行動制限や待機期間はどう変わるのか、まとめました。

濃厚接触者とは

濃厚接触者とは、コロナに感染した人と一定の期間に近距離で接触したり長時間接触したりして、感染している可能性がある人のことをいいます。

東京都福祉保健局のホームページでは、次のようなケースをあげています。

・患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
・適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
・患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
・その他、手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)

濃厚接触者の対応見直し 行動制限は?

厚生労働省はオミクロン株の特徴を踏まえて新型コロナウイルスの対応方針を見直し、16日全国の自治体に通知しました。

企業などの事業所
これまで:保健所や事業所が濃厚接触者の調査を行い原則7日間の自宅待機
→今後:濃厚接触者の特定や一律の行動制限は必ずしも行う必要なし

陽性者などが接触した人に連絡し、連絡を受けた人は一定期間、重症化リスクの高い人に会ったり飲食やイベントに参加したりするのを控えるなど自主的な対策をとるよう、事業所がふだんから周知しておいてほしいとしています。

中学校や高校・大学
・上記の事業所などの方針の対象に含まれる。
・ただし、5人以上の集団感染が発生した場合は、濃厚接触者の特定や行動制限を行う。

医療機関・高齢者施設・障害者施設・家庭内の感染
・これまでどおり濃厚接触者の特定や行動制限を求める。
・家庭内については一律に聞き取りを行う必要はなく同居している全員が濃厚接触者となることを伝えるだけでもよいとしました。

保育所や幼稚園、小学校での感染
自治体ごとに方針を決めるとしています。

濃厚接触者の対応見直し 待機期間は?

また待機期間も変わります。

濃厚接触者の自宅待機の期間について、いわゆるエッセンシャルワーカー以外の濃厚接触者も、陽性者と最後に接触した日から4日目と5日目の抗原検査で陰性だった場合は、5日目に待機を解除できるとしました。

さらに、医療機関に加えて高齢者施設や保育所、小学校などでも、毎日の検査で陰性を確認することで濃厚接触者が業務にあたることを可能にするということです。

自治体HPで確認を

ただし、こうした対応はお住まいの自治体によっても変わる可能性がありますので、自治体のホームページなどで確認してください。

厚生労働省
「社会経済活動への影響やオミクロン株の特徴を踏まえ、感染リスクや重症化リスクが高いところに自治体の人的資源を集中させることにした。引き続き基本的な感染対策を徹底し、症状がある場合などは行動の自粛を含めた感染防止を自主的に行ってもらいたい」

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