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ウクライナ支援 ゾウが描く「ひまわり」の絵で子どもを助けたい

  • 2022年3月12日

ウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻により、子どもを含む民間人が犠牲になっているほか、多くの人が避難のため国を離れざるを得ない状況に追い込まれています。こうした中、ゾウが描いたウクライナを象徴する「ひまわり」の絵や国旗をデザインしたコースターの売り上げを寄付するなど、支援の動きが広がっています。

国旗をデザインしたコースターで支援

ものづくりが盛んな新潟県燕市では、国旗をデザインしたコースターの売り上げで、ウクライナを支援しようという取り組みが進められています。
燕市で食器やスプーンなどの生活雑貨を企画・販売している「青芳」は、世界103か国の国旗をそれぞれデザインしたコースターを取り扱っています。

反戦のメッセージを示すとともにウクライナを支援しようと、ウクライナ国旗のコースターの売り上げについて、ウクライナ大使館を通じて全額寄付するということです。
コースターは2枚1セット1000円で会社のオンラインストアで販売され、在庫がある100セットのうちすでに8割ほどが売れたということです。

「青芳」青柳修次社長
「ものづくりの町だからこそできることがあると思うので、こうした支援の輪がどんどん広がってほしい。1日でも早く平和が戻ることを願っています」

ゾウが描く「ひまわり」で支援

市原市の動物園「市原ぞうの国」は、ウクライナの子どもたちを支援しようと、園のショーでゾウが描く絵を販売し、その売り上げを寄付する活動を始めました。

1歳の息子と訪れた母親

ウクライナの子どもたちが大変な目にあっていることに心を痛めていたので絵を購入しました。小さな子のお母さんの気持ちもわかるので映像を見たりすると心が痛みます。

絵の売り上げは子どもの支援に取り組む国際的なNGO「セーブ・ザ・チルドレン」や、ウクライナの動物園や水族館を支援するため「ヨーロッパ動物園・水族館協会」に寄付されるということです。活動は3月いっぱいの予定です。

 

「市原ぞうの国」 坂本小百合園長
「ニュースで子どもが1人で泣きながら荷物を持って歩いている姿を見て、胸が締めつけられました。食料や寝る場所、人間として当たり前のことができなくなった人たちにしっかりと支援が届けばいいなと思っています。また動物園の大きな動物を戦時下で移動することは、とてもできないことだと思うので、絶対に動物園や子供の施設、民家を狙ってほしくないと切に思います」

ロシアの軍事侵攻で子どもたちも犠牲に

国連人権高等弁務官事務所は、ロシアによる軍事侵攻が始まった2月24日から3月9日までにウクライナで少なくとも549人が死亡したと発表しました。このうち41人は子どもだということです。
国連難民高等弁務官事務所のまとめによりますと、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナから国外に避難した人の数は3月9日時点で231万人に上っています。このうちおよそ6割にあたる141万人あまりがポーランドに避難したということです。

 
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