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コロナ第6波想定 地域に駆けつける移動病院を検討 東京墨田区

  • 2021年12月29日

オミクロン株によるコロナの第6波が起きて、介護施設などで大勢の発熱者が出た場合、求められるのが、感染の有無や症状の重さを確認し、緊急度の高い患者を速やかに入院につなげること。それを現地に駆けつけて行う「移動病院」の活用を東京・墨田区が検討しています。訓練の現場を取材しました。

PCR検査からCT撮影まで

これがその移動病院の設営。専用車両が集結して中心にはテントも設営されます。

車内には、PCR検査や超音波検査、さらに肺炎の状態を確認するCT撮影ができる機器が設置されていて、どこにでも移動させて、医療の拠点として使うことができます。

第6波備えて訓練

墨田区は、東京曳舟病院が災害対応のためにこの車を導入したことを受けて、第6波では臨時の検査センターなどとして活用しようと、12月27日に病院と合同で訓練を行いました。
訓練は、車のそばに設置されたウイルスを飛散させない「陰圧テント」の中で患者の検体を採取したあと、すぐに車内でPCR検査を行い、患者のCT画像を撮影するまでの手順を確かめました。

 

墨田区によりますと、PCR検査は15分ほどで結果が出て迅速に判断できるうえ、CT画像を人工知能=AIが解析し、肺炎の状態も確認できるということです。

地域で緊急度の高い患者の確認を

墨田区は、介護施設などで大勢の発熱者が出た場合、車で現地に駆けつけ、感染の有無や症状の重さをその場で確認し、緊急度の高い患者を速やかに入院につなげたいと、活用の検討を進めています。

墨田区保健所 西塚至所長
「本当にコンパクトで車を止める場所さえあればこういった移動病院がすぐ来てくれる。診断も流れをよくすれば検体採取、分析、結果判定、それからCTまで本当に1人に15分ぐらいでできる。重症者をできるだけ早く入院させていくトリアージの拠点としても大きな力を発揮すると思う。感染力が高いとされるオミクロン株で、1人の重症者、死亡者も出さないようにするために、どのように活用するか検討していきたい」

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