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オミクロン株 都内の感染確認 自宅待機の経緯や接触者の状況は

  • 2021年12月17日

新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」に、アメリカから帰国した都内の20代の女性が感染したことが16日公表されましたが、その濃厚接触者の20代の男性がオミクロン株に感染していることが新たに確認されました。男性は12日に川崎市の等々力競技場で行われたサッカーの試合を見に行っていたということで、都は近くのおよそ80人の観客に連絡をとり、検査を受けるよう呼びかけています。

オミクロン株に感染確認 自宅待機中の都内女性

東京都は16日、アメリカから帰国して自宅待機中だった20代の女性1人が、オミクロン株に感染していることが確認されたと発表しました。

女性は、12月8日に検疫所の宿泊施設での待機が求められていない地域から帰国し、成田空港の検疫での検査では陰性だったため、その日に自宅待機となりました。
しかし、9日に発熱の症状が出て、13日に新型コロナの感染が判明しました。都の健康安全研究センターでゲノム解析を行った結果、16日、オミクロン株の感染が確認されたということです。

都は、この女性と同じ航空機に乗っていた乗客が濃厚接触者にあたるとして確認を進めているほか、女性と面会した都内に住む20代の男性1人が濃厚接触者にあたるということです。

濃厚接触者の男性も感染確認 12日にはサッカー観戦

都によりますと、濃厚接触者とされた男性は、12月8日と9日に女性と面会しました。15日に新型コロナの感染が確認され、その後、オミクロン株への感染が確認されました。
この男性の家族3人と職場の同僚7人のあわせて10人が濃厚接触者にあたるということです。

都によりますと、男性は、12月12日に川崎市の等々力陸上競技場で行われたサッカー天皇杯の準決勝の試合を見に行っていたということです。
都や川崎市によりますと、近くで観戦していたおよそ80人の観客に地元の保健所を通じて連絡をとり、検査を受けるよう呼びかけています。

また、都によりますと、この男性のほかにもう1人、11日にアメリカから帰国して自宅待機中だった人がオミクロン株に感染していることがわかったということです。家族3人が濃厚接触者にあたるとして検査をしていますが、いまのところ感染は確認されていないということです。

“すべての入国者検疫施設で待機を”

東京都は、感染の可能性がある人が自宅に移動することで、家族や一般の人と接触するおそれがあるとして、すべての入国者について、オミクロン株に感染しているか判明するまでは検疫施設で待機させるよう国に緊急で要望しました。
都は、水際対策の実効性を高めるため都の宿泊療養施設を待機のための検疫施設として提供していて、国と協力しながらオミクロン株の感染拡大を防ぎたい考えです。

関西空港の検疫所職員が感染確認

厚生労働省によりますと、関西空港の検疫所の職員が、「オミクロン株」に感染していることが確認されました。
この職員は、12月12日にけん怠感や吐き気、せきなどの症状が出たため、13日、新型コロナウイルスの検査を受けた結果、陽性反応が出たということです。16日オミクロン株への感染が確認され、現在は医療機関に入院しているということです。

この職員は、入国時の検査で陽性反応が出た人に待機してもらう宿泊施設で勤務していましたが、施設で待機していた3人がオミクロン株に感染していたということです。厚生労働省はこの施設で感染した可能性が高いとしています。
また、保健所の調査では、同じ施設で勤務していた検疫所の職員6人が濃厚接触者と特定されたということです。
厚生労働省は、疫学調査の専門家などを現地に派遣し、感染ルートなどを詳しく調べています。
 

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