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コロナってなに?大田区の小学校で特別授業 児童の質問に専門家は

  • 2021年12月14日

新型コロナウイルスについて子どもたちはどのような疑問を感じているのでしょうか。東京・大田区の小学校で新型コロナウイルスについて学ぶ特別授業が行われ、講師をつとめた感染症や微生物の専門家が、児童からの質問に答えました。児童と専門家の間で交わされた詳しいやり取りです。

コロナってなに?専門家が子どもたちに特別授業

東京・大田区の山王小学校で13日に行われた特別授業には、5年生の児童120人あまりが参加しました。新型コロナ対策にあたる政府の分科会のメンバーで、地元の東邦大学の舘田一博教授など感染症や微生物の専門家が講師として招かれました。

東邦大学 舘田一博教授(特別授業の説明より)
新型コロナウイルス感染症はどうやって広がっていくのかというと、手についたウイルスがすぐに感染するわけじゃないよね。それが 目とか鼻とか口の粘膜をさわったときに感染が広がっていくことがわかっています。
手の消毒が大事になってくるよね、3密を避けるんだよ、換気に注意しないといけないんだよ、マスクは適切に使わないといけないんだよ。それを守れるようになってきていることが大事なことです。
この感染症は、いくら注意していたって感染をしてしまうことがあります。 だから大事なのはね、みんなの友達が感染をしたからといって、仲間外れにしたり、 いじめちゃったりとか、そういうことは決してあってはいけないよね。 
これは私たちからのお願い。みんながそれを願っています。

このほか授業では、ウイルスに強い体を作るためにはよく寝て栄養のあるものを食べることが大事だと呼びかけていました。

子どもたちの知りたいこと 専門家が回答

質疑応答の時間では、子どもたちから次々と質問が出され、講師からは「難しい質問だね」という声もあがりました。
子どもたちが知りたいことに専門家はどう答えたのでしょうか。

 

ウイルスってどううまれるのですか?

 

ウイルスがどううまれてきたのか考えると、なかなか難しいのだけれども、新型コロナウイルスがどう出てきたのかって問題に変えてみると、このウイルスは動物を介して人間に感染するようになっちゃったって考えられています。 
例えば、森の中に入って知らない動物と接触したときに、動物の中のウイルスがヒトに感染を起こしちゃって、そしていつか日本に入ってきちゃうような、そんなことが起きる可能性があるということですね。

 

マイクロ飛沫はマスクで防ぐことができますか?

 

マスクで防ぐことが可能です。会話をする時は、マスクをしていれば、かなり低くなります。 絶対ということはないのだけれども、可能性を大幅に下げることができる。だから答えとしては防ぐことができるっていうふうに言っちゃってもいいのかなと思います。

 

予想でいいのですが、コロナはいつ収まりますか?

 

残念ながら誰もわかりません。ただ、去年の第1波から、2波、3波、4波、5波って経験したでしょ。それを経験する中で確実にぼくたちのウイルスに対する理解、そして対策、 確実にレベルは上がってきています。 それを考えると、来年、 再来年になっちゃうかもしれないけど、もう少しコントロールできるようになってくる。
コロナも時間がたつと風邪のウイルスになっていくんじゃないかな。いつなのかということはよくわからないけれども。

コロナ特別授業 子どもたちや講師が感じたことは

 

コロナがはやっているなかで、医療の最前線で働いているコロナに詳しい人の話を聞く機会はめったにないのでよかったなと思います。

 

感染経路って目とか鼻とか口とかいろんなところから入ってきちゃうのが驚きました。やっぱり基本的な消毒、3密、換気、毎日ちゃんとやろうと思います。

 

ほかの人がコロナに感染したときに、差別を絶対にしちゃいけないし、人が差別とかしていた場合は、ほかの人も呼んで、みんなで助け合って暮らしていかないといけないかなって思いました。 

東邦大学 舘田一博教授
「びっくりするぐらいみんなメモを取りながら聞いていましたよね。新型コロナウイルス感染症のこわさ、どうしたらいいのかということを一生懸命考えていたことが、あらわれたのではないかと思います。 
なぜこういう対策をとるのか、なぜ?というところを少しでも理解してもらって、今までよりも効果的な対策をとれるように子どもたちがなってくれればいいなと思います。 
みんなで感染症のことを知って効果的な対策をとる。感染症を知って正しく恐れる。そういう時期にきていると思います」 

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