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東京 忘年会シーズン前に飲食店の換気状況 アプリで確認

  • 2021年12月13日

忘年会シーズンを前に、飲食店を選ぶ際に役立ててもらおうと、東京・千代田区は民間企業と協力して、飲食店の換気状況を地図上で確認できるアプリの運用を13日から始めました。
また、感染が再拡大する可能性も見据えてDX=デジタル変革に取り組む店の動きも出ています。

飲食店の換気状況 アプリで確認

飲食店の換気状況を確認できる取り組みは、千代田区が新型コロナウイルスの感染対策の一環として民間企業と協力して13日から始めました。

取り組みでは、千代田区のホームページからスマートフォンに専用の地図アプリをダウンロードすると、協力している区内の飲食店にあらかじめ無料で配ってある測定器で測った店内の換気の状況を確認することができます。

店内の二酸化炭素の濃度が厚生労働省が示す換気の基準1000ppm以下になっていて、換気が十分に行われている店が表示される仕組みになっています。

取り組みには13日時点で、千代田区や隣接する中央区の一部の店あわせておよそ120店舗が協力しているということです。

取り組みに参加しているビュッフェなどを提供する「グランイート銀座・原価ビストロG」。店の前に、アプリでも店内の換気状況の確認ができることをPRするチラシがはられていました。

店長 山本崇臣さん
「換気状況を可視化することで、お客さんに安心して訪れてもらえると期待しています。忘年会の予約が入ってきていますが、感染対策を徹底して営業したい」

千代田区生活衛生課 山下淳一係長
「オミクロン株の流行が懸念されていますが、そうした中でも感染リスクを抑えつつ飲食店を利用できるよう、ぜひアプリを活用してほしい」

ウィズコロナ 新たな店舗運営方法も

居酒屋チェーンの間では「ウィズコロナ」の時代に合った新たな店舗の運営方法を進める動きが出ています。

全国に110店舗を展開する焼き餃子の居酒屋チェーン「肉汁餃子ダンダダン」では、ことし10月以降、飲食店への時短営業の要請が解除されたことで通常の営業時間に戻しています。
客足は徐々に回復し、忘年会シーズンを前にさらなる売り上げの拡大を見込んでいますが、会社では、新型コロナの感染が再拡大する可能性も見据えて、DX=デジタル変革に取り組み店舗の運営方法の見直しを図っています。

新たな変異ウイルス「オミクロン株」の影響も踏まえて、今後もテイクアウトの需要が続くと見込んでいて、12月からは店舗の外で利用客がスマートフォンで注文することができるシステムを導入し、店舗内で待たずにすぐに料理を受け取れる取り組みを一部の店舗で始めました。

また、店内でも、メニューなどに多くの人が触れないようにするため、利用客自身のスマホでQRコードを読み取り、注文ができる仕組みも取り入れているということです。

今後、需要が本格的に回復した際にはアルバイトなどの人手不足も課題となることから、AI=人工知能を活用して店舗ごとの利用客の数を予測し、料理に使う食材を自動で発注するシステムも導入しています。

食材の発注業務は、これまで各店舗で1時間以上かかっていたということですが、新たなシステムの導入で不慣れなアルバイト店員でも5分ほどに短縮することができるということです。

会社ではDX化を進めることで、「ウィズコロナ」の時代に対応した新たな店舗の運営方法を進めていきたい考えです。

「肉汁餃子ダンダダン」社長室 大林大輔さん
「オミクロン株については、先行きがわからないので、DX化などの新たな取り組みで備えなければ居酒屋もやっていけない時代になった。コロナ渦で変わったお客様の考え方に合わせて、店の運営方法も見直していきたい」

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