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東京都 第6波に備え感染拡大時PCR検査無料 独自の警戒レベルも

  • 2021年11月26日

韓国やヨーロッパでは、ワクチンの接種が進んでいても感染拡大が進んでいます。
こうした中、東京都の第6波に備えた動きです。
東京都は、感染拡大の傾向が見られた場合は、知事の判断で不安を感じている人の検査費用を無料にすることになりました。
また、政府の分科会がまとめた感染状況を示す5段階のレベルに都独自のレベルも加えた新たな対策を決めました。対策の詳細です。

知事の判断でPCR検査など無料に

第6波への備えとして、12月中旬から都の大規模会場での3回目のワクチン接種を始め、最終的に6か所程度の会場を設けることにしています。

健康上の理由などで接種できない人については、PCR検査などを無料にすることにしています。
感染拡大の傾向が見られた場合には、知事の判断で、感染への不安を感じている人についても無料にします。

都としては、経済活動を下支えするだけでなく実際に感染が拡大する前の段階で検査を無料にすることで、早期発見と治療につなげ急激な感染拡大を防ぎたい考えです。

東京都独自の警戒レベルも設定

東京都は、政府の分科会がまとめた感染状況を示す5段階のレベルに、都独自のレベル「2.5」も加えた新たな対策を決めました。対策の詳細は次の通りです。

レベル1
現在の都内の感染状況は「感染者がいても安定的に医療の対応ができる」とされる「レベル1」です。

レベル2
この状況が悪化して、3週間後に予想される病床の使用率が都内で確保できる最大の病床数にあたる6891床のおよそ2割に到達したり、1週間平均の新規陽性者数が500人を超えたりした場合、警戒を強化すべき段階の「レベル2」への引き上げを検討します。
「レベル2」では飲食店で人数制限を要請したり、都立学校では感染リスクが特に高い活動を停止したりする対策をとります。

都独自のレベル2.5
さらに、「レベル2」と「レベル3」の間に、1週間平均の新規陽性者数が700人を超えた場合を目安に都は独自に「レベル2.5」を設けました。
この段階で、都は、都内で確保できる最大の病床数の6891床まで引き上げる準備を事前に進めます。
また、この段階で必要に応じて飲食店への営業時間の短縮や人数制限の要請などの措置をとるほか、都立学校では分散登校やオンライン学習などを始めるとしています。

レベル3
さらに、3週間後に必要と予想される病床が都内で確保できる最大の病床数に到達するか、その時の病床の使用率が50%を超えた場合などは「レベル3」への引き上げを検討します。「レベル3」では飲食店に酒類の提供の停止を要請するなど対策を強化します。

レベル4
確保できる最大の病床数を超える患者の入院が必要となった場合は、最も深刻な「レベル4」として、飲食店への休業要請やすべての都立施設の休館、それに都立学校ではオンライン学習などの強化を行うとしています。 

東京都 小池知事
「感染状況が落ち着いているこの機を捉えて、第6波への備えを確実に進めていく。いったん感染が拡大すると、医療提供体制に限らず経済活動、都民生活に大きな影響を及ぼす。年末年始は、旅行や帰省、飲食など人の活動が活発になり、感染拡大のおそれがあるシーズンでもある。去年もこの時期に感染が拡大したことを思い出してもらい、対策の徹底をお願いしたい」

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