1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. 横浜・中華街の「ヨコハマおもしろ水族館」コロナ影響で閉館に

横浜・中華街の「ヨコハマおもしろ水族館」コロナ影響で閉館に

  • 2021年11月22日

こちらの画像、水槽の中で泳ぐ、タコの後ろに見えるのは、実はたこ焼きのオブジェです。
横浜・中華街のビルの中にある「ヨコハマおもしろ水族館」。ユニークな展示方法で人気がありましたが、新型コロナウイルスの影響で、23日で閉館することになりました。
水族館側は最後まで利用客に楽しんでもらおうと、展示に工夫を凝らしてきました。

ユニークな展示方法で親しまれた水族館

横浜・中華街のビルの中にある「ヨコハマおもしろ水族館」は、17年前の平成16年にオープンしました。ビルの3階部分、800平方メートル余りの小さな面積で、300種類、1200匹の海や川の生き物が飼育されています。

特徴はユニークな展示方法です。

例えばこちらの水槽。底にはたこ焼きのオブジェが並んでいます。そのうちのいくつかは透明な入れ物になっています。狭い場所が好きなタコが中に入ると…

ちょっと変わった、たこ焼きのように見えるのです。

子どもたちにクリスマスの雰囲気を楽しんでもらおうというこちらの展示。

クリスマスらしい色や形の魚たちを集めました。たくさんの生き物を同じ水槽に入れても争いにならないよう、種類やバランスに気を使ったということです。

この水族館で、展示方法や企画を考案していた宇野喬さんも、閉館には悔しい思いをしています。宇野さんはもともとこの水族館が好きで、就職したということです。

宇野 喬さん
「楽しく学べるというコンセプトがありますので、ただ見てきれい、かわいい、楽しいではなくて、その先に学びにつながるような工夫をして展示をしております」

新型コロナの影響で閉館に

この水族館は、横浜を訪れる観光客に人気がありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で利用客が激減。ことし4月から7月まで休館したほか、8月と9月の利用客もコロナ以前の半分以下に落ち込み、続けることが難しくなりました。

人気の水族館が閉館するとあって連日、大勢の人が訪れ、別れを惜しんでいます。22日も受け付け開始の前に長い行列ができていました。

 

ウツボが好きです。魚に関するクイズもあって楽しい。

 

手作り感があって。水族館の方が、愛情注いで作っているのが、すごくよく伝わってきて。ウルウルって感じになりました。

 

100回くらい来ています。この水族館は心のオアシスでもあり学びの場でもあったので、閉館すると聞いたときはびっくりしました。

水族館は、23日も10時に開館し、午後5時で17年の歴史に幕を閉じるということです。

宇野 喬さん
「まだまだやりたいこともたくさんありますし、従業員一同、早くたくさんのお客さんに来てほしいという思いでやっていたので、閉館が決まったときは非常に悔しく、悲しかったです。最終日が一番素敵な展示だったと胸を張れるようにお迎えする気持ちを持って、ご来館をお待ちしております」

水族館の名誉館長 長谷川久志さん
「スタッフも一生懸命頑張ってやってきましたが、お客さんが来なければどうすることもできないので、本当に大変な時代を2年間やってきました。まだまだ、新しい魚なども持ってくるつもりでしたが、できなくなってしまって本当に残念です」

ページトップに戻る