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国内初 新幹線の自動運転を実証試験 最高速度100キロ程度に到達

  • 2021年11月20日

国内初となる、新幹線の自動運転の実証試験が上越新幹線の区間で11月17日まで行われました。
揺れはほとんどなく、時速100キロ程度まで達したということです。

発車 停車 速度調整 すべて自動

今回行われたのは、新幹線E7系の回送車両を使った自動運転の実証試験です。

17日までの11日間、新潟市の上越新幹線の区間で終電後の深夜に行われてきました。 E7系新幹線の12両には、ATO=自動列車運転装置が備えられ、およそ5キロの区間を10分間かけて走行しました。

運転士の手は膝の上です

試験では、トラブルなどに備えて運転士が立ち会っていますが、走行中、レバーなどに触れることはなく、発車や停車、速度の調整はすべて自動で行われていました。

JR東日本次世代輸送システム推進センター 鈴木康明次長
「今回の試験では自動運転として走る基本的な機能の確認を行いました。私自身が乗った感じでは、ほとんど(有人運転と)遜色ないと感じています。しかしドライバーレス運転を実現するには、設備整備を含めていろんな課題があります。試験自体は順調に進んでいますが、まだ課題は多いというところです」

自動運転 “働き方改革期待”

新幹線は、通常の営業運転と変わらず揺れはほとんどなく、試験で設定した最高速度の時速100キロ程度まで達したということです。

新幹線の自動運転の実証試験は国内では初めてで、JR東日本は少子高齢化で将来的に運転士の不足も懸念されることなどから開発を進めています。

鈴木次長
「ドライバーレスが実現するとヒューマンエラーがなくなり、よりフレキシブルな輸送サービスの提供ができます。また省エネ効果も期待できます。もう1つ非常に大きいのが働き方改革です。今ですと運転免許を持った運転手が運転しておりますけれども、運転免許のない係員で列車が運行できるようになれば、非常に柔軟な働き方ができ、人材確保の面でも窓口が広がるので非常に期待しています」

停止した位置も確認します

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