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「フル電動自転車」は原付きバイク扱い “無免許運転”で事故も 注意点は

  • 2021年10月28日

ペダルをこがずに走ることができる「フル電動自転車」。電動アシスト自転車とは異なり公道では運転免許が必要です。無免許運転で事故を起こして大けがをさせたとして逮捕されたケースも出てきました。この車両は、法律上、原付きバイクにあたるということで、警視庁が注意を呼びかけています。

“無免許運転”で事故も

警視庁によりますと、ことし7月、豊島区で、「フル電動自転車」などと呼ばれる車両を無免許で運転した上、自転車と出合い頭に衝突し、乗っていた女性に大けがをさせたとして、無免許過失運転傷害の疑いで26歳の男が逮捕されました。調べに対し、容疑を認めているということです。

「フル電動自転車」=法律上は原付きバイク

「フル電動自転車」は、外見上、電動アシスト自転車に似ていますが、高性能のモーターが搭載されています。このため、ペダルをこがなくても走ることが可能で、法律上は原付きバイクにあたります。公道を走る際は運転免許のほか、ナンバープレートなどが必要となります。

「フル電動自転車」はインターネット上で、1台数万円から10数万円程度で販売されていますが、公道での使用を想定していないものが多いということで、警視庁が注意を呼びかけています。

新たな小型の乗り物 免許が必要なものも

一方、街のなかでは新たな小型の乗り物を見かけますが、運転免許が必要となる乗り物もあります。電動キックボードもその一つで、警視庁によりますと、ことし6月には、新宿区で、車輪が付いたボードの上に人が立って走行する電動キックボードを無免許運転して事故を起こしたケースがありました。

〇電動キックボード
・原則 通行は車道のみ
・運転免許証の携帯やヘルメットの着用
・ナンバープレートや方向指示器の取り付け

電動キックボードは、国内の法律では、原付きバイクとみなされ、原則、車道しか通行できず、運転免許証の携帯やナンバープレート、方向指示器の取り付けやヘルメットの着用が必要だということです。

安全確保に必要な基準を検討

利用が広がる新たな小型の乗り物については、通勤や観光での活用に向け実証実験などが進められていて、国は性能に応じて車体に方向指示器を設置するなど安全確保に必要な基準について検討を始めています。

新たな小型の乗り物は、最高速度などに応じて3つに分類して走行できる場所などを検討しているということで、国土交通省は、今後、基準に適合しない車両を市場に流通させない方法なども検討しながら、新たな基準を定めていくことにしています。

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