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内陸産のサバ? 埼玉県神川町 人工海水を使った養殖事業はじまる

  • 2021年10月27日

埼玉県の北部にある神川町で、人工の海水を使ってサバを育てる事業がはじまりました。なぜ海のない内陸で海の魚を養殖なのか。陸上ならではのメリットもあるそうです。

内陸の埼玉県神川町でサバを養殖

サバといえば海の魚ですが、内陸でサバを育てようという事業が始まりました。その場所は、埼玉県の北部にある神川町、もちろん海はありません。サバの養殖場は、温泉施設を運営する会社が新たに始めました。

ハウス内に養殖場 人工海水を使用

サバを育てる養殖場は、広さ200平方メートルのハウスの中に、直径およそ5メートル、高さおよそ1メートルの円柱の養殖池が2つ設置されています。
水道水に塩化ナトリウムや塩化カルシウムなどを混ぜた人工の海水を循環させてサバを育てます。

養殖場のプロジェクトリーダー 鎌田奈津実さん
「海水魚以外の淡水魚の養殖はいろんなところがすでに行っていますが、その中であえて海がない埼玉県で海水魚のサバを養殖するギャップに面白さを感じています」

サバは温泉施設で提供 目指すは年間6トンの生産

今は和歌山県から取り寄せた稚魚などを育てていますが、将来は卵のふ化にも取り組み、年間およそ6トンの生産を目指しています。サバは主に温泉施設で調理して提供することにしているということです。

また、この地域の地下水は海水の成分に近いということで、養殖場では今後水道水の代わりに地下水を使う計画です。

鎌田奈津実さん
「陸上で育つサバなので寄生虫の心配がなく生食で提供できます。将来は温泉でも使っている地下水でサバを育て自社のブランドとして提供し、この地域のみなさまに産業として還元できるような6次産業化を目指し、稼げる養殖場にしたいと考えております」

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