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感染者減少「Go To」どうなる?「Go Toイート」再開の動きも

  • 2021年10月15日

観光関連の事業者などの団体が、新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けているとして、斉藤国土交通大臣に「Go Toトラベル」の早期再開などを要望。
一方、千葉県は、利用を停止している「Go Toイート」のプレミアム付き食事券について、発行済みのものにかぎり、利用を再開することを決めました。「Go Toキャンペーン」をめぐる動きです。

Go Toトラベル早期再開を

旅行や交通関連の事業者などでつくる「日本観光振興協会」は15日、国土交通省を訪れ、斉藤大臣と会談しました。
この中で協会の山西健一郎会長は「コロナ禍で観光業は深刻な状況で、後押しをお願いしたい」と述べ、観光の再開に向けた要望書を手渡しました。

要望書
・ワクチンの接種が済んだ人などを旅行の自粛の対象から外すことができる仕組み作り
・早期のGo Toトラベルの再開
・海外旅行の再開に向けて現在の水際対策の緩和などを

斉藤大臣
「Go Toトラベルは期待が大きく、経済再生の起爆剤となる事業だが、感染防止も重要だ。ワクチン証明を活用する実証実験などを通して、再開時期を検討したい」

JR東日本 冨田哲郎会長
「たび重なる緊急事態宣言で観光産業は厳しく、特に地方経済が影響を受けている。我々も最大限、感染対策に努力するので、多くの人が旅行できる環境づくりをお願いしたい」

「Go Toイート」再開の動き

一方、「Go Toイート」をめぐって再開の動きも。
千葉県は、新型コロナウイルスの感染拡大で10か月にわたって利用を停止している「Go Toイート」のプレミアム付き食事券について、発行済みのものにかぎり、利用を再開することを決めました。

外食需要を喚起する「Go Toイート」のプレミアム付き食事券について、千葉県は、感染拡大を受けて、去年12月から利用を停止しています。

熊谷知事は14日、「感染状況が落ち着いていて、県内経済回復を後押ししたい」と述べ、首都圏の1都3県では初めて、発行済みの食事券とポイントにかぎり、10月18日から利用を再開すると発表しました。

一方、新たな食事券の販売については、今後の感染状況を見極めて検討していく考えを示しました。

熊谷知事
「一気にアクセルをふかすのではなく、段階的に緩和して需要を分散させていかなくてはならない」

県が独自に行っている宿泊優待キャンペーンについても、発行済みの優待券を、県民が1人もしくは家族などと旅行する場合にかぎり、利用を再開するということです。
いずれも利用期限は12月15日です。

10月24日が期限となっている飲食店への営業時間などの制限についても「さらなる緩和は可能だと思っている」と述べ、今後の感染状況を見極めて、緩和の内容を判断していく考えを示しました。

行動制限緩和 実証実験も

行動制限の緩和へ、実証実験も進んでいます。
新型コロナウイルスのワクチンを接種した人などを対象にした行動制限の緩和に向けて、観光庁が旅行会社と連携して行っている実証実験の様子が公開されました。

実証実験は、新型コロナからの日常生活の回復を目指す取り組みの一環として、観光庁が旅行会社と連携しながら進めています。
15日は、羽田空港内にある航空大手のグループの旅行会社の窓口で行われた実証実験の様子が、報道陣に公開されました。

政府は、ワクチンを接種した人や検査で陰性が確認された人を対象に行動制限を緩和していく方針で、実験では、実際に沖縄ツアーに出発する男性が示したワクチンの「接種済証」を、窓口の担当者が本人のものかどうか、顧客リストと照らし合わせて確認していました。

旅行会社「ANA X」国内旅行事業推進部 鈴木政司 マネジャー
お客様が安心して旅行できる環境を整えていきたいです」

一連の実証実験の結果を踏まえ、観光庁は、観光関連の感染対策のガイドラインを新たに作るなど、行動制限の緩和に向けた検討を進める方針です。

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