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“感覚過敏”の子どもたち センサリールームでサッカーを観戦

  • 2021年10月13日

サッカーグラウンドが見渡せるスタンド上部の観戦ルーム。でもこれはVIP用などではありません。大きな音や光に過剰に反応してしまう子どもたちにもサッカーを楽しんでもらおうと用意された「センサリールーム」と呼ばれるスペースです。12日、子どもたちが招待され、大好きなサッカーを楽しみました。

“安心して観戦できる環境を”

このセンサリールームに招かれたのは埼玉県内に住む4家族です。

12日夜、さいたま市緑区の埼玉スタジアムで行われたワールドカップアジア最終予選の試合を観戦しました。
子どもたちは、強い光や大きな音などに敏感に反応してしまう「感覚過敏」の特性があります。そうした子どもたちにも、サッカーを楽しんでもらおうと日本サッカー協会が招待しました。

感覚過敏とは
聴覚、 視覚、触覚、嗅覚、味覚などについて、非常に敏感になっている状態であり、発達障害のある方に多いとされる特性。状態や程度は人それぞれで、感覚過敏により日常の生活に大きな支障をきたすことがあります。

観戦したセンサリールームは、照明の明るさを調整し音も遮られるよう施された特別な部屋です。
パーテーションで区切られるなか、子どもたちはリラックスした表情で過ごしていました。

スタジアムでの観戦は初めてだという子どもたち。
双眼鏡で選手たちの様子を見たり「がんばれ」などと声をあげたりして、楽しんでいました。

 

楽しかった

父親

過ごしやすい空間を作ってもらい子どもたちも安心してサッカーを見ることができて感謝しています。来て良かったです。

 

かっこよかった

 

日本サッカー協会 須原清貴専務理事
「いろいろな特徴を持っているお子さんにも安心してサッカーを見てもらえる環境ができれば良いと思っています。今後は、サッカーの世界から全国でこの動きを広げていくためにきっかけを作っていきたい。それがすべてのスポーツ、ほかのイベントにどんどん広がっていくことを期待しています」

こうした「センサリールーム」は、国内で徐々に広がってきています。

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